あなたも文豪?小説を書いてみよう!

「小説を書く」と言われると、どこか高尚でハードルが高いことのように聞こえてしまいます。
しかし、時間とやる気さえあれば誰もが小説家になることができます。
小説を書くことにはどのような面白さがあるのでしょうか?
ここでは、小説を書くことで得られるメリットをご紹介します。
語彙や知識が増える
語彙、つまりはボキャブラリーが増えます。
自分が意味を知らない言葉を作中で使うことはできないので、自然と言葉の意味を調べる機会が増えるでしょう。
また、探偵小説や医療小説を書く場合、物語にリアリティーを持たせるため警察組織や医療制度について調べるということもあります。
実際に警察や病院などに取材に向かうという人もいるでしょう。
そうした過程で、今まで知らなかった言葉や知識を身につけることができるのです。
論理的思考能力が身につく
小説には、起承転結であったり三幕構成であったり、読者をストーリーに引き込むためのさまざまな構成があります。
そうした物語の流れを意識して文章を書いていくことで、筋道を立ててものごとを考える力、論理的思考能力が身につきます。
特に、アリバイやトリックがカギになる推理小説などを書く場合、その傾向は強くなるでしょう。
自分を見つめなおすことができる
文字もそうですが、言葉にはその人物の個性が自然とにじみ出るものです。
言葉の積み重ねである小説であれば、なおさら書き手の個性が色濃く表れることでしょう。
「作者のカラーが出ている」ことを実感するのは、何も読者だけではありません。
他ならぬ作者自身も、分身である小説を通して今まで気づかなかった自身の考えや思いを理解することがあります。
このように理解したそれらの思考は、次の創作にも生かされることでしょう。
想像力が養われる
読者を惹きつける面白い物語を書くためには、論理的な思考力と共に「突拍子もない発想」が求められます。
小説の舞台は現実にはおさまらず、空想の世界で展開されることも多いでしょう。
遠い未来や過去、宇宙の果てや異次元など、見たこともない存在すらあやふやな世界を自由に構築するのも小説を書くことの面白さです。
さまざまなストーリーを考え書き進めていく中で、そうした豊かな想像力が育まれていきます。
小説を書くことには、自分の創作欲求を満たす以外にもさまざまなメリットがあります。
まずはメモ書きくらいの気軽な気持ちで、あなたも小説を書いてみませんか?
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