自費出版に関するさまざまな質問、疑問にお答えいたします。
本を出すということ。それは一生に一回かもしれない出来事であり、人生の中での一大事業であると考えます。
鳥影社では“夢を叶えるプロジェクト”を立ち上げ、自費出版を目指す方々に対して、様々な障壁を軽減することから始めました。
Q:本を作るノウハウがわからない。
A: まずは誰もが分かりやすいマニュアルを用意しました。
弊社では編集者、校正者が徹底した編集・校正を、
プロのデザイナーが装丁(カバーデザイン、帯、表紙、本扉)を、
営業担当者が販売、宣伝・広報活動を、
それぞれのエキスパートのスタッフが全力でサポートいたします。
初めての方でもご期待、ご希望どおりの本になるように全面的に尽力し、協力いたします。
Q:高額の出版費用がかかるのでは?
A: 当然ながら、より良質な本にするためには数多くのスタッフが長期間にわたってそれぞれの分野で作業する必要があります。そのため、本の制作には通常、初版分の販売総額(定価1500円として1000部で150万円)よりも多くの金額が必要になる場合が通常です。しかし、弊社ではそれでは著者の方々の負担が大きすぎると考え、主にインターネットによる募集に注力することや、少人数のスタッフでも最高の仕事ができる体制を整えることにより、他社の金額よりも大幅に安い費用に抑えることに成功しました。書店流通をご希望の場合、四六判(188mm×130mm)、200頁、1000部で135万円(税別)という価格を実現しました。また、印刷製本段階をオンデマンド仕様にした場合には、四六判、100頁、50部で60万円(税別)という業界最安値水準の価格で提供できるようにいたしました。オンデマンド型の場合でも、プロによる編集・校正や装丁は通常の出版と変わりませんし、ISBNコードやバーコードを取得しますので、Amazon.co.jp等のネット書店や、全国書店での取り寄せ注文が可能です(※オンデマンドの場合は増刷に別途費用が必要となります)。また書店流通型の場合には、上記に加えて書店営業、流通の経費、雑誌への広告、チラシの作成といった販売促進活動等までの一連の費用が含まれておりますので、契約後の追加負担は原則的にございません(後述)。他社の見積りと比較していただければ幸いです。
Q:本屋さんには、置いてもらえますか?
A: その点を重視している方が多いと思います。正直なところ、確実に全国の何店舗に置けますとは簡単に言えない時代となっております。書店数の減少、出版業界の縮小傾向はご存じのとおりです。業界全体の出版点数は増えていますが、売上は下がっているという状況が現実です。そのため、出版取次会社もどんな作品でも簡単に受け入れてくれる時代ではなくなっております。
しかし、鳥影社では独自の営業ルートや配本実績により、出版取次会社(日販、トーハン、楽天ブックスネットワーク、中央社、JRC等)を通じて、全国の大型書店を中心に多くの書店に配本が可能です。配本部数は商品力によって変わってきますが、著者様が取扱いを希望される店舗へも営業いたします。またAmazon.co.jp、楽天ブックス等の主要ネット書店、ショッピングサイトでの注文も可能となり、弊社のウェブストアでの販売、電話注文(送料無料、郵便振替手数料無料)が可能です。
ただ、私たちの使命は心をこめて作った本を、書店に置くことが目的でなく、より多くの人に読んでもらうことだと思っております。
そのための販売情報の事前告知や各イベントでの宣伝活動および直販、新聞・雑誌媒体、注文・広告用のチラシや店頭広告用のポップの作成などでの告知活動を着実に進めてまいります。
Q:印税はどれくらいもらえますか?
A: 印税については出版の形態、個別の契約によって大きく異なります。弊社の場合、初版時の費用負担を可能な限り抑えることが出版を目指す方々への最善の道であると考えておりますので、通常、増刷分よりのお支払いを提示させていただいておりますが、ご希望により初版時からお支払いする契約も可能です。
Q:初版1000部の場合、著者が受け取れる部数はどれくらいですか?
A: 通常の場合、200部をお受け取りいただけます。契約内容を変更することにより、それ以上に増やすことも可能です。また著者受け取り分以上に本が必要なった場合には、定価の7割にて買い取りが可能です。
Q:本の出来上がりまでどれくらいかかりますか?
A: 通常の場合、納品まで6ヵ月前後となります。しかし、柔軟に対応いたしますので、お急ぎの場合や特定の日時に納品を希望される場合にはご相談ください。また、本の出来上がりから書店への流通までには通常、半月〜1ヵ月ほどの日数が必要となりますのでご了承ください。例外的に、鳥影社が直接取引をしているアマゾンや鳥影社ウェブストアなどでは、本の完成の数日後には全国のお客様のお手許へのお届けが可能です。
Q:商業出版(著者負担のない出版形態)でやってもらえませんか?
A: 商業出版(費用を弊社が負担)に関しましては、明確に市場の需要、競争力のある作品に限りお引き受けいたします。
具体的には、過去の出版で一定部数以上の販売実績のある著者様で、初版3000部以上の発行、流通、販売が見込める市場競争力、需要のある作品が対象となります。
ジャンルや作品の内容等により判断いたしますので、まずはお問い合わせください。
Q:契約後の追加料金はかかりますか?
A: 通常は梱包・配送料の実費等を除き契約後の追加料金は発生いたしません。
鳥影社では、出版にかかる金額・費用を詳細に算出し、製作から印刷~完成、流通まで考えた自費出版プランをご提示いたします。
追加料金が必要になる主なケースは、
・手書き原稿の場合のデータ入力料
・著者様のご希望による書籍の仕様変更(並製本から上製本への変更など)
・常識的な範囲を大幅に超える編集作業の超過分(通常3校までの校正作業の4校目以降の費用など)
・歌詞を使用した場合の日本音楽著作権協会(JASRAC)などへの使用料
・写真や新聞記事の使用料
・献本の梱包・配送料
・著者受け取り分の長期預かりの保管料および配送料の実費
・電子書籍化、新聞広告等のオプションの追加
などとなります。
通常の範囲内の編集、校正、装丁(カバーデザイン、帯、表紙、本扉)、印刷・製本、書店営業、書店流通等、本の出来上がりから書店へ流通するまで一連の費用については、契約時の金額から追加料金をいただきません。
Q:広告を出してくれますか?
A: 書店流通対応型の自費出版の場合、毎日新聞または東京新聞への広告や弊社発行の季刊文科、小説幻冬など、いくつかの媒体への広告が料金内に含まれます。そのほかの全国紙や雑誌への広告に関しましても、弊社の独自ルートによりお安い金額で掲載することが可能です。
Q:電子書籍の制作や販売は可能ですか?
A: 電子書籍の制作や販売にも対応しております。制作費は、形式やページ数などによって異なりますので、まずはご相談ください。
電子書籍の販売は、Amazon(Kindle)、紀伊国屋書店、楽天Kobo、BookLive!、honto、Reader Store、auブックパス、Apple Books、理想書店などでの販売に対応しております。
またPDFに関しましては、印刷版の書籍を刊行していただいた方には無償にてお届け可能です。
※自費出版、電子書籍、新聞の書籍広告等のトラブル・詐欺にご注意ください
自費出版において「見積の費用よりも、高額な費用を請求された」「契約内容と違う」といったトラブルや詐欺が相次いでいます。
また、過去に出版された方に対して、電子書籍化や新聞の書籍広告を市場価格を大幅に上回る金額で持ちかける悪質な業者も存在しています。
弊社より過去に出版された方に関しましては、新聞の書籍広告、電子書籍化につきましては市場価格と比較してもお安い価格を提示可能ですのでまずはご相談ください。