長編小説を書くには
原稿を書くことを繰り返していると、長編小説を書くことに1度はチャレンジしたくなるものです。
しかし原稿用紙200枚以上となると、ちょっと気持ち的にも尻込みしてしまう方もいるでしょう。
また、本当に原稿を書ききれるか不安にもなります。
長編小説を書ききるためには、どのような点がポイントとなるのでしょうか。
プロットは大まかに
原稿を書くときにプロットは欠かせません。
短編小説の場合は、細部までプロットを組む方も多いかと思います。
しかし、長編小説となると話は別です。
長編小説を書く場合は、物語のだいたいの流れや、使いたい言葉、登場人物などをざっくりと決めるようにしましょう。
原稿を長くするには…
もし原稿を書いても、もっと原稿を長くしたいのに長くならない場合は、メインストーリーを主軸にして短編を繋げ合わせる方法をとってみましょう。
原稿用紙100枚の短編を3つ作り、それを上手く組み合わせることで、1つの長編小説にすることが可能です。
各短編小説にはメインとなるエピソードを織り交ぜることで、繋げた時に1つのストーリーを生むことができるでしょう。
原稿用紙100枚の短編を3つ作り、それを上手く組み合わせることで、1つの長編小説にすることが可能です。
各短編小説にはメインとなるエピソードを織り交ぜることで、繋げた時に1つのストーリーを生むことができるでしょう。
毎日少しでも書く
長編小説を書き始めると、時には「今日は書くのを止めようかな」という日もあるでしょう。
しかし、大切なのは毎日少しでもいいから書き続けることです。
もし願いが叶ってプロになった場合、書きたくなくても書かなければいけない状況に陥るときもあるでしょう。
いくら思いつかなくても、考えることを求められることもあります。
本気でプロの作家を目指すなら、長編小説を書く段階でこういった状況に慣れておくことも大切です。
引きを作る
長編小説になると、読者を惹きつけるためにもストーリーに引きを作ることが必要になります。
もし、通学や通勤で30分電車に乗っている読者層を想定する場合は、30ページを目安に引きを意識して作ってみてはいかがでしょうか。
読むペースに個人差があるので必ずしも1ページに1分かかるとは言い切れませんが、電車に乗っている間に1つの盛り上がりを作ることで、また次に電車に乗った時に読みたいと思ってもらえるでしょう。
長編小説を書ききることは、苦労の連続です。
書いている期間が長くなりますし、時には「本当にこのストーリーでいいのかな?」といった迷いも出てきます。
しかし、こういった悩みにとらわれることなく、ゴールを目指すことが大切です。
長編小説を書き終えた時の達成感は、短編小説の比ではありません。
1人で原稿を書き上げた喜びはひとしおです。
そういった喜びを自費出版などで本という形にして残すのもオススメです。
長編小説にチャレンジしたいと考えている方は、このようなポイントを意識して原稿を書き上げて下さいね。
【原稿募集】はこちらから
www.choeisha.com/pub/