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価格
1650円(税込)
ページ数
306ページ
発行日
2023年8月15日
ISBN
978-4-86782-040-7
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季刊文科93 令和5年 秋季号
目次
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特集・文学における土地の力
対談 藤沢周×佐藤洋二郎
南木佳士 浅間山を仰ぐ
佐高 信 裏日本の反骨
富永正志 森内俊雄と眉山
又吉栄喜 小説と原風景
関根 謙 文学の場としての大連―考察の序章
楊 逸 「故郷」の幻
平田俊子 隠岐と福岡
一挙掲載
司 修 小説・さようなら大江健三郎こんにちは
追悼・芹沢俊介
名取二三江 「ついていく父親」は芹沢俊介さんの本来の姿
勝又 浩 追懐・芹沢俊介
文科(エッセイ)
三木 卓 かわるかわらぬ
田口ランディ 鍼
藤原智美 母島のキュウリ
神谷光信 ふたつのプレヴェール詩集 村松剛と小笠原豊樹
中澤英雄 カフカにおける祈りの形式としての執筆
創作(小説)
藤沢 周 鎌倉幽世八景〈8〉化粧坂(最終回)
片島麦子 ニワさん
大鐘稔彦 医学と文学の間〈12〉 —一アウトサイダーの生涯―
井川真澄 自由の女神
湯谷大志 ゲロ味フラペチーノ
同人雑誌季評
河中郁男 自由あるいは他者の後退
谷村順一 小説を書くということ
新連載
柴田 翔 大江健三郎氏・旧懐─記憶・追憶・幻想〈1〉
連載
清水節治 名作の舞台─記録と記憶⑪⑫ 李白『早発白帝城』・杜甫『登岳陽楼』
柴田 翔 遠き日々 映る影たち〈2〉
麻田 実 明日行灯〈3〉雑踏のエヴァ
鈴木ふさ子 海の詩学─三島由紀夫〈10〉ラディゲに憑かれた十五歳(中) ─小説「公園前」と「雨季」・「鳥瞰図」を中心に─
近藤加津 学界への窓 20 雑誌『児童文学』と宮澤賢治―香気高い童話のルネッサンス─
中沢けい 中上健次と韓国 〈4〉 中上健次と李良枝
伊藤氏貴 文藝季評43 老若東西の女性たち
松本 徹 大倉山から 16「健康」への綱渡り─『若人よ蘇れ』から『沈める龍』
砦(コラム)
勝又 浩
編集委員
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伊藤氏貴
文芸評論家。明治大学文学部教授。昭和四十三年千葉県生。
著書『美の日本』『同性愛文学の系譜』など。
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勝又浩
文芸評論家。昭和十三年横浜市生。
著書『山椒魚の忍耐─井伏鱒二の文学』『私小説千年史』など。
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佐藤洋二郎
小説家。昭和二十四年福岡県生。
著書『妻籠め』『未練』『佐藤洋二郎小説選集1・2』『Y字橋』など。
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津村節子
小説家。昭和3年福井県生。学習院女子短大卒。日本藝術院会員。
著書『玩具』(芥川賞受賞作)『智恵子飛ぶ』(芸術選奨文部大臣賞)『紅色のあじさい』ほか。
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富岡幸一郎
文芸評論家。関東学院大学教授。昭和三十二年東京生。
著書『戦後文学のアルケオロジー』『内村鑑三』ほか。
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中沢けい
作家。法政大学教授。昭和三十四年神奈川生。
著書『女ともだち』『楽隊のうさぎ』ほか。
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松本徹
作家・文芸評論家。昭和八年札幌市生。
著書『西行 わが心の行方』『三島由紀夫の時代─芸術家11人との交錯』など。
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