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ローベルト・ヴァルザー作品集 全5巻
新本史斉/若林 恵/F・ヒンターエーダー=エムデ 訳
- 第1巻 タンナー兄弟姉妹(発行:2010年7月30日 価格:2,600円+税)
- 第2巻 助手(発行:2011年6月30日 価格:2,600円+税)
- 第3巻 ヤコプ・フォン・グンテン(発行:2013年5月30日 価格:2,600円+税)
- 第4巻 散文小品集Ⅰ(発行:2012年10月25日 価格:2,600円+税)
- 第5巻 ベルン時代の散文作品と遺稿(『盗賊』他)(発行:2015年11月10日 価格:2,600円+税)
- 詩人の生(発行:2021年1月18日 価格:1,700円+税)
- 絵画の前で —物語と詩—(発行:2021年1月18日 価格:1,700円+税)
- 微笑む言葉、舞い落ちる散文: ローベルト・ヴァルザー論(発行:2020年3月5日 価格:2,200円+税)
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私は誰も私にならないことを願う。
私だけが、私自身に耐えられる。
多くを知り、たくさんのことを見、何も言わない、ただそれだけである。
著者・訳者略歴
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ローベルト・ヴァルザー(Robert Walser)
1878-1956年。ドイツ語圏スイスの散文作家。長編小説の他、多数の散文小品・詩・戯曲を発表。1933年以降は精神療養施設で過ごし、1956年のクリスマスの朝、散歩中に心臓発作で死亡。同時代において、カフカ、ベンヤミン、ムージル、ヘッセに愛読されたその作品は、現代では、W・G・ゼーバルト、E・イェリネク、S・ソンタグ、J・M・クッツェー、E・ビラ=マタス、G・アガンベンらの作家、思想家に愛読されている。 -
新本 史斉(にいもと・ふみなり)
1964年広島県生まれ。専門はドイツ語圏近・現代文学。翻訳論。
現在、明治大学教授。
著書:『微笑む言葉、舞い落ちる散文』(鳥影社、2020年) 訳書:『ローベルト・ヴァルザー作品集』1巻、4巻、5巻 (鳥影社、2010年、2012年、2015年)、イルマ・ラクーザ他編『ヨーロッパは書く』(鳥影社、2008年、共訳)、ペーター・ウッツ『別の言葉で言えば』(鳥影社、2011年)、イルマ・ラクーザ『もっと、海を』(鳥影社、2018年)他。
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フランツ・ヒンターエーダー=エムデ
1958年ドイツ、バイエルン州生まれ。文学博士。
現在、山口大学人文学部教授。
専門は比較文学。 -
若林 恵(わかばやし・めぐみ)
東京生まれ。専門はドイツ語圏文学・文化。
現在、東京学芸大学教授。
著書:『カフカ事典』(三省堂、2003年、共著)、『スイス文学・芸術論集 小さな国の多様な世界』(鳥影社、2017年、共著)
訳書:『現代スイス短篇集』(鳥影社、2003年、共訳)、『氷河の滴―現代スイス女性作家作品集』(鳥影社、2007年、共訳)、 『ローベルト・ヴァルザー作品集』2巻、3巻 (鳥影社、2011年、2013年)、『日々はひとつの響き―ヴァルザー゠クレー詩画集』(平凡社、2018年)他。
モリエール傑作戯曲選集 全4巻
柴田耕太郎 訳
- 第1巻(女房学校/スカパンの悪だくみ/守銭奴/タルチュフ)
(発行:2015年11月19日 定価:2,800円+税) - 第2巻(ドン・ジュアン/才女気どり/嫌々ながら医者にされ/人間嫌い)
(発行:2018年9月2日 定価:2,800円+税) - 第3巻(亭主学校/気で病む男/町人貴族/跳び医者)
(発行:2020年3月10日 定価:2,800円+税) - 第4巻(女学者/エリード姫/アンフィトリオン)
(発行:2022年1月18日 定価:2,800円+税) - 「役者がそのまま朗じ得る、かつ読者がすんなり読み進められる台詞」
古典戯曲の名作を現代の舞台で上演しやすく、また本としても読みやすくしたい、と訳者がとことんこだわった新訳、全4巻の完成。
訳者略歴
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柴田耕太郎(しばた こうたろう)
早大仏文卒。翻訳会社㈱アイディ会長。
子供のころより演劇と言葉の世界に興味を持ち、以来ずっと持続している。
声優・外国映画日本語版台本・演出助手・海外情報紹介などで生活の資を得ることを始め、翻訳会社の営業・業務・経営を経て、現在は英文精読教育に専心。
著書:『英文翻訳テクニック』ちくま新書、『翻訳力錬成テキストブック』日外アソシエーツ、『翻訳メソッドで身につける究極の英語力』研究社
訳書:『ジャズボーカルの発声』東亜音楽社、『ブレヒト』現代書館、『現代フランス演劇傑作選』演劇出版社
上演戯曲:『オクラホマ』宝塚歌劇団、『邪悪魔しい女』劇団昴、『私もカトリーヌ・ドヌーブ』ギー・フォアシー・シアター
著者・訳者略歴
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フリードリヒ・デュレンマット(Friedrich Durrenmatt, 1921-1990)
スイスの作家。ベルン州コノルフィンゲンに牧師の息子として生まれる。ベルン大学とチューリヒ大学で哲学などを専攻。在学中に作家としてデビュー。50年代から60年代にかけて発表した戯曲によって世界的な名声を博す。晩年は演劇から離れ、自伝など散文の執筆に専念した。代表作に喜劇『老貴婦人の訪問』、『物理学者たち』など。 -
山本佳樹(やまもと・よしき)
1960年愛媛県生まれ。大阪大学大学院言語文化研究科教授。
著書:『映画のなかの社会/社会のなかの映画』(共著、ミネルヴァ書房、2011年)、訳書:ザビーネ・ハーケ『ドイツ映画』(鳥影社、2010年)、『東ドイツ映画 デーファと映画史』(鳥影社、2019年)など。 -
葉柳和則(はやなぎ・かずのり)
1963年徳島県生まれ。長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科教授。
著書:『経験はいかにして表現へもたらされるのか─M・フリッシュの「順列の美学」』(鳥影社、2008年)、訳書:ジークリット・ルヒテンベルク(編著)『移民・教育・社会変動─ヨーロッパとオーストラリアの移民問題と教育政策』(共訳、明石書店、2010年)など。
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増本浩子(ますもと・ひろこ)
1960年広島県生まれ。神戸大学大学院人文学研究科教授。
著書:『フリードリヒ・デュレンマットの喜劇』(三修社、2003年)、訳書:ダニイル・ハルムス『ハルムスの世界』(共訳、ヴィレッジブックス、2010年)など。 -
香月恵里(かつき・えり)
1961年福岡県生まれ。岡山商科大学経営学部教授。
訳書:ハンス・エーリヒ・ノサック『ブレックヴァルトが死んだ─ノサック短篇集』(未知谷、2003年)、イェルク・フリードリヒ『ドイツを焼いた戦略爆撃1940-1945』(みすず書房、2011年)など。 -
木村英二(きむら・えいじ)
1951年兵庫県生まれ。大阪産業大学人間環境学部および同大学院人間環境学研究科教授。
著書:『文化環境学のスペクトル』(共編著、三修社、2004年)、『世紀を超えるブレヒト』(共編著、郁文堂、2005年)など。 -
市川明(いちかわ・あきら)
1948年大阪府生まれ。大阪大学大学院文学研究科教授。
著書:『ワーグナーを旅する』(編著、松本工房、2013年)、Verfremdungen(共著、Romback Verlag、2013年)、『ブレヒト 音楽と舞台』(編著、花伝社、2009年)、『ブレヒト 詩とソング』(編著、花伝社、2008年)、Befremdendes Lachen(共著、IUDICIU-Verlag、2005年)など、訳書:『ブレヒト テクストと音楽—上演台本集』(花伝社、2009年)、ギュンター・グラス『はてしなき荒野』(共訳、大月書店、1999年)など。
ゲオルク・ビューヒナー全集 全2冊
日本ゲオルク・ビューヒナー協会 有志 訳
- Ⅰ、Ⅱセット(分売不可、発行:2011年11月15日 価格:6,800円+税)
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人間への深い洞察と共感、政治的反逆と挫折、後世の文学に決定的な影響を与え、現代でもなお圧倒的な存在感をもつビューヒナー。
その全貌を、すべて新訳で贈る決定版。
目次、訳者略歴
ドブロリューボフ著作選集 Ⅰ─ⅩⅧ、別巻
N・A・ドブロリューボフ
横田三郎 訳
- 復刊 ドブロリューボフ著作選集Ⅰ(発行:2006年3月9日 価格:3,800円+税)
- 復刊 ドブロリューボフ著作選集Ⅱ(発行:2006年3月9日 価格:3,800円+税)
- 復刊 ドブロリューボフ著作選集Ⅲ(発行:2006年3月9日 価格:3,800円+税)
- ドブロリューボフ著作選集Ⅳ(発行:1996年3月 価格:2,000円+税)
- ドブロリューボフ著作選集Ⅴ(発行:1998年9月 価格:2,000円+税)
- ドブロリューボフ著作選集Ⅵ(発行:1999年6月10日 価格:2,000円+税)
- ドブロリューボフ著作選集Ⅶ(発行:2000年7月15日 価格:2,000円+税)
- ドブロリューボフ著作選集Ⅷ(発行:2001年3月20日 価格:2,000円+税)
- ドブロリューボフ著作選集Ⅸ(発行:2001年11月20日 価格:2,000円+税)
- ドブロリューボフ著作選集Ⅹ(発行:2002年9月10日 価格:2,000円+税)
- ドブロリューボフ著作選集ⅩⅠ(発行:2003年6月20日 価格:2,000円+税)
- ドブロリューボフ著作選集ⅩⅡ(発行:2004年2月15日 価格:2,000円+税)
- ドブロリューボフ著作選集ⅩⅢ(発行:2004年8月31日 価格:2,000円+税)
- ドブロリューボフ著作選集ⅩⅣ(発行:2005年1月20日 価格:2,000円+税)
- ドブロリューボフ著作選集ⅩⅤ(発行:2005年6月15日 価格:2,000円+税)
- ドブロリューボフ著作選集ⅩⅥ(発行:2005年10月20日 価格:2,000円+税)
- ドブロリューボフ著作選集ⅩⅦ(発行:2006年6月25日 価格:2,000円+税)
- ドブロリューボフ著作選集ⅩⅧ(発行:2006年11月20日 価格:2,000円+税)
- ドブロリューボフ著作選集別巻(発行:2009年7月10日 価格:2,000円+税)
著者・訳者略歴
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横田三郎
1923年、大阪市に生まれる。ドブロリューボフ関係の著書として『ドブロリューボフの生涯と思想』(1990年、広島修道大学総合研究所)、訳書として『革命的民主主義の教育』(1970年、福村出版)『概念論と体罰への批判』(1970年、福村出版)『反動教育思想批判』(1972年、福村出版)『闇の王国の中の一条の光』(1983年、にんげん社)がある。
ヨーゼフ・ロート小説集 全4巻
平田達治 佐藤康彦 訳
著者・訳者略歴
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平田達治(ひらた・たつじ)
1934年生まれ。大阪大学名誉教授。主要著書:『ウィーンのカフェ』(大修館書店)『ウィーン、選ばれた故郷』(高科書店)『輪舞の都ウィーン』(人文書院)主要訳書:ロート『果てしなき逃走』(岩波書店)ロート『放浪のユダヤ人』(共訳、法政大学出版局) -
佐藤康彦(さとう・やすひこ)
1933年生まれ。京都大学名誉教授。主要著書:『イスラエル+ウクライナ紀行』(渓流社)主要訳書:クラウス『第三ワルプルギスの夜』(共訳、法政大学出版局)ベンヤミン『言語と社会』(晶文社)ヘルツル『ユダヤ人国家』(法政大学出版局)クラウス『言葉』(共訳、法政大学出版局)
アナイス・ニン コレクション
木村 淳子(Ⅰ─Ⅴ) 山本豊子(別巻、四分室のある心臓) アナイス・ニン研究会(アナイス・ニンとの対話) 訳
著者・訳者略歴
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木村淳子(きむら・じゅんこ)
1936年生まれ。1962年北海道大学文学部大学院修士課程修了。現代アメリカ文学・現代英米詩専攻。現在、北海道武蔵女子短期大学教授。日本アメリカ文学会、日本現代英米詩学会、日本比較文学会、日本生活文化学会所属。
著書:詩集『そよとも風の吹かぬ日には』 -
山本豊子(やまもと とよこ)
西宮市に生まれる。1977年神戸女学院大学英米文学科卒業。1984年東京女子大学大学院文学部修士課程修了。2003年Boston College大学院英米文学MA取得。東京女子大学、東洋英和女学院大学非常勤講師。
共著:『アメリカ文学における家族』(山口書店)、Anaїs Nin Literary Perspectives (Macmillan Press) 、『[作家ガイド]アナイス・ニン』(彩流社)
訳書:アナイス・ニン『心やさしき男性を讃えて』(鳥影社)、アナイス・ニン『信天翁の子供たち』(水声社)
共編訳:『アナイス・ニンとの対話 インタビュー集』(鳥影社)
飯野布志夫 著作集 全5巻
飯野布志夫
- 第1巻 言葉の起こり(発行:2013年10月2日 価格:3,200円+税)
- 第2巻 神々の性展(発行:2013年7月19日 価格:1,600円+税)
- 第3巻 覇道無惨 ヤマトタケル(発行:2013年10月19日 価格:1,500円+税)
- 第4巻 眠る邪馬台国(発行:2014年3月10日 価格:1,500円+税)
- 第5巻 語源の旅 鹿児島弁(発行:2015年7月10日 価格:1,600円+税)
- 古事記新解釈 南九州方言で読み解く神代(飯野武夫 著 飯野布志夫 編 発行:2016年12月17日 価格:4,800円+税)
- 別巻 語源の鍵! 音ものがたり(発行:2020年5月18日 価格:1,200円+税)
- 南九州地方の方言で『古事記』『魏志倭人伝』を読み解くと歴史の真実が見えてくる。
著者略歴
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飯野布志夫(いいの ふしお)
昭和7年12月24日、鹿児島県生まれ。
広島大学教育学部高等学校教育科理科卒。
文語方言研究所主宰。
著書
『知覧むかしむかし』
『南九州門村の「歳事しきたり』と「河童伝説」』
『南九州方言の文法』(以上 高城書房)
斎藤将著作集 〈全2巻〉
斎藤将
- 産業界、政界、学会及び教育界など各界の基本理念となるべき画期的な新社会法理の偉業。日本の再生のために不可欠な著作集である。教育訓練法の第一人者斎藤将先生の生涯をかけた研究と実績の歩みが、ここに結実している。
- 労働者や学生の適性を伸ばし権利義務を守る新学説の提唱。
- 本書では、国民の権利義務から働く者の能力開発、さらには平和的生存権にいたる広範囲の問題が論じられている。とりわけ教育を受ける者・授ける者、雇用される者・雇用する者に必携の書となるだろう。多くの読者にお勧めしたい論考集。
著者略歴
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斎藤 将(さいとう すすむ)
1927(昭和2)年2月5日京都に生まれる。
1953年同志社大学法学部卒業。
福岡工業大学元教授。
現九大社会法研究会員(1964年以降)。
日本労働法学会・日本労務学会・日本法社会学会、所属。
主要著書・論文
『職業能力開発法体系』(酒井書店 1993年)
『職業教育訓練法制の研究』(法律文化社 1986年)
「職業訓練政策の展望と立法論上の課題」(日本労働法学会編『現代 労働法講座13 雇用保障』所収)(総合労働研究所 1984年)
『労働者の生涯教育訓練』(法律文化社 1981年)
「教育を受ける権利」(『現代法学講義』所収)(法律文化社 1974年)
「争議権論の再考」(福岡工業大学研究論集 3号)(1971年)
『学生の権利義務』(第一法規 1970年)
『大学と学生の法律関係』(法律文化社 1977年)
『新版労働法講義』(共著)(法律文化社 1979年)
「社会保障」(『教養法学』所収)(法律文化社 1976年)
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