
価格
1980円(税込)
ページ数
174ページ
発行日
2024年1月28日
ISBN
978-4-86782-069-8
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書評・マスコミ掲載
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まれねこ
寺村摩耶子
- 失われた足跡を求めて―。
90年代後半の東京。築20年の庭つき古アパート。
そこには内と外を行き来する猫たちがいた―。
町から猫が消えた時代に、かつて3匹の猫と暮らした日々がよみがえる。
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失われた足跡をたどりつつ、猫と芸術をめぐる「ボイオティアの山猫」ほか
「光の猫」「ベンガルの飛び猫」全三篇。
著者初の小説エッセイ・エッセイ小説。
「まれにやってくる」猫たちへの愛惜にみちた物語。
目次
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Ⅰ ボイオティアの山猫
Ⅱ 光の猫
Ⅲ ベンガルの飛び猫
著者略歴
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寺村摩耶子(てらむら・まやこ)
1965年大阪生まれ。作家。
絵本に関する著作に『絵本の子どもたち』(水声社)、『古い絵本の物語』『絵本をたべる』(青土社)。
美術エッセイ集に『オブジェの店 瀧口修造とイノセンス』(青土社)など。
絵本の翻訳に『どうぶつたちは しっている』(イーラ写真、マーガレット・ワイズ・ブラウン文、文遊社)。
小説に『まれねこ』(鳥影社)。