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価格
1650円(税込)
ページ数
294ページ
発行日
2024年6月15日
ISBN
978-4-86782-097-1
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季刊文科96 令和6年 夏季号
目次
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特集 批評の喜び・書評の愉しみ
対談 斎藤真理子×中沢けい
木村朗子 批評性とはなにか
渡邊英理 批評の言葉を探して
鴻巣友季子 ラスコーリニコフと友だちになりたいかい?
水田宗子 批評とジェンダー
小池昌代 引用のふるまい、思い出すこと
小川公代 『翔ぶ女たち』という批評を書いて
倉本さおり だいじょばない時代の批評
名作再見
馬場あき子 非在の風景の中で
富岡多惠子 町人の血
竹西寛子 器/二つの祖述
文科(エッセイ)
何もなくても全てがある 赤坂真理
残してあげたい─早く逝きし俳人たち 樽見博
去来草 梶川信行
ご利益さん 蓮坊公爾
教材としての三木卓さん 矢樹育子
祭とわたし 寺村摩耶子
創作
くすぐり〈3〉 大道珠貴
立川まで 杉崇志
逆写像 南みや子
ハーモニクス 竹野滴
わたしたちは散歩する 渡谷邦
集中連載
氾濫する『豊饒の海』─三島由紀夫 最後の五年間① 松本 徹
同人雑誌季評
ことばの不全 谷村順一
神なきモナドの孤独 河中郁男
連載
名作の舞台─記録と記憶⑰⑱ 『伊勢物語』・ 志賀直哉『暗夜行路』 清水節治
学界への窓 23 食う寝る遊ぶ/木更津の地ビールに、乾杯!/日々のこと…… 土倉ヒロ子
文藝季評 46 女性の生きづらさを描く短編集 伊藤氏貴
明日行灯〈6〉 スキャンダル 麻田 実
海の詩学─三島由紀夫〈13〉 「花ざかりの森」の中の海(上) 鈴木ふさ子
道元─「正法眼蔵」の宇宙と人間(七) 有時─恒久普遍なるもの(二) 勝又 浩
同人雑誌および本誌会員から
同人誌「檣」発行の経緯とその後について 西野小枝子
砦(コラム)
勝又 浩
松本 徹
編集委員
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伊藤氏貴
文芸評論家。明治大学文学部教授。昭和四十三年千葉県生。
著書『美の日本』『同性愛文学の系譜』など。
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勝又浩
文芸評論家。昭和十三年横浜市生。
著書『山椒魚の忍耐─井伏鱒二の文学』『私小説千年史』など。
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佐藤洋二郎
小説家。昭和二十四年福岡県生。
著書『妻籠め』『未練』『佐藤洋二郎小説選集1・2』『Y字橋』など。
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津村節子
小説家。昭和3年福井県生。学習院女子短大卒。日本藝術院会員。
著書『玩具』(芥川賞受賞作)『智恵子飛ぶ』(芸術選奨文部大臣賞)『紅色のあじさい』ほか。
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富岡幸一郎
文芸評論家。関東学院大学教授。昭和三十二年東京生。
著書『戦後文学のアルケオロジー』『内村鑑三』ほか。
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中沢けい
作家。法政大学教授。昭和三十四年神奈川生。
著書『女ともだち』『楽隊のうさぎ』ほか。
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松本徹
作家・文芸評論家。昭和八年札幌市生。
著書『西行 わが心の行方』『三島由紀夫の時代─芸術家11人との交錯』など。
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