
価格
1760円(税込)
ページ数
306ページ
発行日
2025年1月17日
ISBN
978-4-86782-132-9
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書評・マスコミ掲載
中日新聞で紹介
北日本新聞で紹介
砂の本〈季刊文科コレクション〉
山口 馨
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われは砂、
サラサラとこぼれ落ちる
この一粒よ、止まれ。
ここに秘められた
ことばが洩れる……。
(小説家・村田喜代子)
目次
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Ⅰ砂の本
駑馬
鋏
花野
漂砂
Ⅱ虫の譜
悪虫
年縞
むじひ
Ⅲ無言歌
闇浄土
ゆくえ
川向こう
「跳びなさい」─あとがきに代えて─
初出一覧
著者略歴
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山口 馨(やまぐち かおる)
中部ペンクラブ会員
文芸同人誌「渤海」(78号にて終刊)、その後「海」・「ムーの会」にて小説執筆
「とやま文学」ほか地方誌紙にて小説、エッセイ、コラム発表
瀧口修造研修会会報「橄欖」にオマージュ発表
受賞歴
2008年「イヌイットの皮袋」で文芸思潮全国同人雑誌優秀賞
2009年「月壺」で文芸思潮全国同人雑誌優秀賞
2011年「悪虫」で文芸思潮全国同人雑誌最優秀作品賞(まほろば賞)
2017年「駑馬」で中部ペンクラブ文学賞
作品集
『山口馨 01-03』『山口馨 04-08』
短編集
『風景』(季刊文科コレクション、鳥影社)