季刊文科のご注文、定期購読(送料無料)は
メールフォーム、または電話(0266-53-2903)、FAX(0266-58-6771)にて承っております。

価格
1650円(税込)
ページ数
370ページ
発行日
2025年3月31日
ISBN
978-4-86782-153-4
直販サイトで買う(送料無料)
季刊文科99 令和7年 春季号
目次
-
特集 音楽╳文学
対談 中沢けい╳伊藤氏貴
岡田暁生 芸術/音楽は世界の明日を予感できるか
許 光俊 小説家の耳
青柳いづみこ サティとドビュッシー 音と言葉をめぐる冒険
樋口隆一 私にとっての音楽と文学 ─西脇順三郎と尾崎喜八の思い出
鈴木淳史 物語として響きわたるシューマンの音楽
寺村摩耶子 よあけの晩に ─わらべうたの世界
新保祐司 中里介山とベートーヴェン ─『大菩薩峠』と「エロイカ」
吉岡しげ美 私的「音楽詩」の世界
名作再見
安岡章太郎 ジングル・ベル
芥川龍之介 ピアノ
新連載
佐藤洋二郎 昭和恋愛短編集① 池上線
大鐘稔彦 私を魅了した銀幕のスターたち(洋画篇)
集中連載
松本徹 氾濫する『豊饒の海』─三島由紀夫 最後の五年間④
文科
黒岩夕城 吉村昭作品 ─私の睡眠薬
清水久夫 パラオの中島敦と土方久功―コーヒーをめぐって
立石 伯 追想 ─宮内豊・齋藤慎爾
創作
大道珠貴 くすぐり〈6〉
三咲光郎 冬相聞
大嶋岳夫 弥生坂 ─志賀先生の想い出─
岩下壽之 佐久のラザロ
望月なな なぞる
陸田京介 影炎ナイフ
同人雑誌季評
河中郁男 断裂の二重線(担当最終回)
谷村順一 信じること、疑うこと
連載
柴田 翔 遠き日々 映る影たち〈6〉
鈴木ふさ子 海の詩学─三島由紀夫〈16〉「青垣山の物語」における日本武尊―その海と詩、そして神性
霜田文子 学界への窓 26 二〇二四年十月、パリにて―『パサージュ論』を読みながら―
伊藤氏貴 文藝季評 49 人間とは何か
勝又 浩 道元─「正法眼蔵」の宇宙と人間(九) 仏性 ─恒久普遍なるもの(八)
同人雑誌および本誌会員から
雄高敬介 オフレコと取材源の秘匿
河内 康 短篇の効用
砦
勝又浩・松本徹
編集委員
-
伊藤氏貴
文芸評論家。明治大学文学部教授。昭和四十三年千葉県生。
著書『美の日本』『同性愛文学の系譜』など。
-
勝又浩
文芸評論家。昭和十三年横浜市生。
著書『山椒魚の忍耐─井伏鱒二の文学』『私小説千年史』など。
-
佐藤洋二郎
小説家。昭和二十四年福岡県生。
著書『妻籠め』『未練』『佐藤洋二郎小説選集1・2』『Y字橋』など。
-
津村節子
小説家。昭和3年福井県生。学習院女子短大卒。日本藝術院会員。
著書『玩具』(芥川賞受賞作)『智恵子飛ぶ』(芸術選奨文部大臣賞)『紅色のあじさい』ほか。
-
富岡幸一郎
文芸評論家。関東学院大学教授。昭和三十二年東京生。
著書『戦後文学のアルケオロジー』『内村鑑三』ほか。
-
中沢けい
作家。法政大学教授。昭和三十四年神奈川生。
著書『女ともだち』『楽隊のうさぎ』ほか。
-
松本徹
作家・文芸評論家。昭和八年札幌市生。
著書『西行 わが心の行方』『三島由紀夫の時代─芸術家11人との交錯』など。

季刊文科のご注文、定期購読(送料無料)は
メールフォーム、または電話(0266-53-2903)、FAX(0266-58-6771)にて承っております。