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価格
1760円(税込)
ページ数
216ページ
発行日
2025年10月7日
ISBN
978-4-86782-169-5
自分らしく、世界と渡り合えるか 一研究者の歩み
武田展雄
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航空宇宙工学に憧れた少年が、航空宇宙用炭素繊維強化複合材料の研究者となり、さらに東大副学長・運輸安全委員会委員長等の要職を務めながら、自分らしく如何に世界と渡り合えるかを自問し続けた研究者人生を振り返る。人と繋がることの大切さを次世代の若者に伝えたい。
目次
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まえがき
1.生まれは原宿竹下通り
2.ワシントンハイツ、表参道、そして米国人幼稚園児
3.渋谷区立神宮前小学校
4.渋谷区立原宿中学校
5.東京教育大学附属高校
6.東京大学教養学部(大学1─2年)
7.東京大学工学部航空学科(大学3─4年)
8.東京大学大学院(前半)
9.米国テキサス英語研修
10.米国フロリダ大学留学⑴ 研究と暮らし
11.米国フロリダ大学留学⑵ クリスマス休暇、小旅行
12.米国フロリダ大学留学⑶ スポーツ観戦、ミュージカル
13.東京大学大学院(後半)
14.ポスドクとしての1年
15.原研高崎の1年
16.九州大学応用力学研究所
17.東京大学先端科学技術研究センターと国際・産学共同研究センター
18.東京大学大学院工学系研究科から新領域創成科学研究科へ
19.産官学研究プロジェクト
20.国内・国際学会活動
21.柏キャンパスでの大学業務
22.JAXA航空での1年
23.運輸安全委員会⑴ 委員長としての仕事
24.運輸安全委員会⑵ 報告書作成の歩み
コラム
外国留学の勧め
私が大切にしてきた言葉
科学技術と美しさの融合 ―阿修羅の美
沖縄と私
印象に残る外国の街
あとがき
著者略歴
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武田 展雄(たけだ のぶお)
1952年生まれ。東京都渋谷区出身。東京大学工学部・航空学科卒。東京大学大学院在籍中、米国フロリダ大学に留学し1980年にPhD取得。帰国後1982年には東京大学博士課程修了(工博)。1983年に日本原子力研究所高崎研究所研究員、1984年に九州大学応用力学研究所助教授を経て、1988年に東京大学先端科学技術研究センター助教授となる。1996年に同大学国際・産学共同研究センター教授、1998年に同大学工学系研究科航空宇宙工学専攻教授、1999年より同大学新領域創成科学研究科先端エネルギー工学専攻教授を務める。2013─2015年同研究科研究科長、2015─2017年同大学副学長を務め、2018年東京大学を定年退職。JAXA航空技術部門参与を経て、2019年より国土交通省運輸安全委員会委員長を務め、2025年3月末退任。現在に至る。

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