季刊文科のご注文、定期購読(送料無料)は
メールフォーム、または電話(0266-53-2903)、FAX(0266-58-6771)にて承っております。

価格
1650円(税込)
ページ数
242ページ
発行日
2025年6月30日
ISBN
978-4-86782-173-2
直販サイトで買う(送料無料)
季刊文科100 令和7年 夏季号
目次
-
季刊文科100号記念
対談 松本徹×勝又浩 創刊の初志、そして現在の役割り
小池昌代 雲雀の声
関根 謙 『季刊文科』と『三田文學』
藤沢 周 M氏の予言
吉村萬壱 本当は怖い「季刊文科」
五十嵐 勉 「季刊文科」一〇〇号に寄せて
大鐘稔彦 「季刊文科」との邂逅─100号記念号に寄せて
増田みず子 お祝いと感謝の言葉
司 修 『井伏家のうどん』について
村上政彦 孤 塁
難波田節子 「季刊文科」への感謝
伊藤氏貴 雑誌の寿命について
中沢けい 時を区切る
佐藤洋二郎 「接ぎ木」の編集委員
追悼・徳岡孝夫
角地幸男 徳岡さんのこと
松本 徹 亡きキーンさんに和して現在形で……
土井荘平 徳岡孝夫との老いたる日々
新連載
許 光俊 言葉の中で音楽が鳴る〈1〉カフカ
集中連載
松本徹 氾濫する『豊饒の海』─三島由紀夫 最後の五年間⑤ 最終回
文科
平尾隆弘 「猫と庄造と二人のをんな」のこと
香田芳樹 本屋の才覚
湯川 豊 紙の手ざわりサラサラと
清水久夫 洋画家・須田寿の回顧展から学んだこと
田中智行 あばら家に光が─『金瓶梅』訳了の記
富岡幸一郎 伊勢神宮再訪
創作
大道珠貴 くすぐり〈7〉
佐藤洋二郎 昭和恋愛短編集②「愛染明王」の女
宮内俊至 ハンスと二人のエルンスト
池上洋平 菅田将暉はテレビの中
同人雑誌季評
越田秀男 風景に込める風景が語る(新担当)
谷村順一 名前があらわすもの
連載
大鐘稔彦 私を魅了した銀幕のスターたち(洋画篇)〈2〉ジェームス・ディーン/グレゴリー・ペック
鈴木ふさ子 海の詩学─三島由紀夫〈17〉遺されたひとつの憧憬―『赤繪』創刊号掲載作品 「花ざかりの森の序とその一」・詩「馬」・短編「荢菟と瑪耶」から
馬渡憲三郎 学界への窓 27 偶感断章
伊藤氏貴 文藝季評 50 芥川賞二作
同人雑誌および本誌会員から
田中 寛 『人間にとって』の発刊について
市原信夫 今、同人誌を発行することの意義
雄高敬介 一九七八 大阪中之島
砦
勝又浩・松本徹
編集委員
-
伊藤氏貴
文芸評論家。明治大学文学部教授。昭和四十三年千葉県生。
著書『美の日本』『同性愛文学の系譜』など。
-
勝又浩
文芸評論家。昭和十三年横浜市生。
著書『山椒魚の忍耐─井伏鱒二の文学』『私小説千年史』など。
-
佐藤洋二郎
小説家。昭和二十四年福岡県生。
著書『妻籠め』『未練』『佐藤洋二郎小説選集1・2』『Y字橋』など。
-
津村節子
小説家。昭和3年福井県生。学習院女子短大卒。日本藝術院会員。
著書『玩具』(芥川賞受賞作)『智恵子飛ぶ』(芸術選奨文部大臣賞)『紅色のあじさい』ほか。
-
富岡幸一郎
文芸評論家。関東学院大学教授。昭和三十二年東京生。
著書『戦後文学のアルケオロジー』『内村鑑三』ほか。
-
中沢けい
作家。法政大学教授。昭和三十四年神奈川生。
著書『女ともだち』『楽隊のうさぎ』ほか。
-
松本徹
作家・文芸評論家。昭和八年札幌市生。
著書『西行 わが心の行方』『三島由紀夫の時代─芸術家11人との交錯』など。

季刊文科のご注文、定期購読(送料無料)は
メールフォーム、または電話(0266-53-2903)、FAX(0266-58-6771)にて承っております。