HOME>日本人とは誰か 「異国体験」にみる日本人の肖像

価格
2750円(税込)
ページ数
426ページ
発行日
2025年8月5日
ISBN
978-4-86782-178-7
日本人とは誰か
「異国体験」にみる日本人の肖像
中村勝美
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ここには、文学における根本の、永遠のテーマである「人間とは何か」、そして「日本および日本人とは何か」という問題が、作家たちの外国体験や戦争体験に光を当てることによって、熱く問われている。
読者は、既知の作家たちのもう一つの顔に対面することになるだろう。
―本書は著者初めての仕事だと知って私は吃驚した。野に遺賢、は絶対にいるのだ。
〈文芸評論家 勝又 浩〉
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異国体験とは? 失意、不安、逃避、挫折、コンプレックス…
【本書に登場する人物】
島崎藤村・岡田嘉子・三島由紀夫・鶴見俊輔・斎藤茂吉・久野 久・永井荷風・遠藤周作・藤田嗣治・夏目漱石・須賀敦子・野口英世・森 鷗外・小林秀雄・吉本隆明
目次
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島崎藤村のパリ
岡田嘉子の日本
三島由紀夫のギリシア
鶴見俊輔のアメリカ
斎藤茂吉のミュンヘン
久野久のウィーン
永井荷風のアメリカ
遠藤周作のリヨン
藤田嗣治の日本
夏目漱石のロンドン
須賀敦子のミラノ
野口英世のアフリカ
森鷗外のベルリン
戦争と日本人
小林秀雄 「ドーダの人」の日本語
吉本隆明 転向と日本的情況
著者略歴
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中村勝美(なかむら かつみ)
画家、1950年 東京生まれ。
仕事務めのかたわら独学で絵を描き続け今に至る。
長年続けている登山の経験から、信州の自然に魅かれて小諸市、上田市に暮らす。
現在は長野県佐久市に在住。
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