HOME>持続可能な地球社会実現のための生態系に学ぶ!〝気候変動〟対策技術【緩和と適応】

価格
2200円(税込)
ページ数
252ページ
発行日
2025年11月4日
ISBN
978-4-86782-182-4
持続可能な地球社会実現のための生態系に学ぶ!〝気候変動〟対策技術【緩和と適応】
下平 利和
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生態系の機能(エコシステム)を有効に活用し、〝気候変動〟問題を解決
気候変動(温暖化)の緩和策技術
再生可能エネルギー・バイオマス資源の活用、CO2の排出抑制・吸収・固定……
気候変動の影響と適応策技術【10分野別】
自然災害の激甚化、森林破壊、熱中症・感染症の多発、農漁業の不振……
わかりやすく図解
企業・行政・教育関係者、そして学生などすべての皆さまへ
目次
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はじめに
1章 〝気候変動〟問題解決のカギ「地球生態系」を学ぶ!
① 生態系ってなに?…生態系とは
② さまざまな生態系が集まって、地球生態系を形成
③ 地球生態系は、さまざまな生物の生存基盤
④ 地球生態系の概念
⑤ 地球生態系の物質循環
⑥ 地球生態系の機能(恵み)
⑦ 地球温暖化とは
⑧ 地球温暖化の影響
⑨ 地球温暖化のメカニズム
⑩ 地球温暖化の原因は、温室効果ガスの増加
⑪ 気候変動とは
⑫ 〝気候変動〟は、地球生態系の乱れ…不健全化
⑬ それでは、どうしたらよいのか?…緩和と適応
―〝気候変動〟問題解決のための「地球生態系の保全対策」―
2章 〝気候変動〟影響と対策技術(緩和と適応)
① 気候変動の影響(世界と日本)
② 気候変動対策の動向(世界と日本)
③ 気候変動対策の方法(緩和と適応)
④ 気候変動対策(緩和と適応)の基本的な考え方
⑤ 持続可能な地球社会実現のための〝気候変動〟対策技術(緩和と適応)
―「地球生態系の保全と調和」の重要性―
3章 生態系に学ぶ! 気候変動(温暖化)緩和策技術
―生態系の機能(恵み)を活用した緩和技術―
① 自然エネルギー(再生可能エネルギー)の利用
② バイオマス資源(生態系の生産機能)の活用
③ バイオマス(陸上と海洋の生態系)によるCO2の吸収・固定
④ その他温室効果ガスの気候変動(温暖化)緩和技術
4章 生態系に学ぶ!気候変動の影響と適応策技術[分野別]
―生態系の機能(恵み)を活用した適応技術―
① 農業分野
② 森林・林業分野
③ 水産業分野
④ 水環境分野
⑤ 水資源分野
⑥ 自然生態系分野
⑦ 自然災害・沿岸地域分野
⑧ 健康分野
⑨ 産業・経済活動分野
⑩ 国民生活・都市生活分野
5章 気候変動対策(緩和と適応)を実施するにあたっての留意点
―原点(生態系)に戻って考え、それを基調に地球環境の保全―
① 事前調査及び目的・目標、手法などの設定
② 適切な維持管理の徹底
③ 事後調査及びその結果に応じた対策
参考文献
● 1~5章
● 環境ミニセミナー
あとがき
著者略歴
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下平 利和(しもだいら としかず)
1951年長野県岡谷市生まれ。
1978年環境計量士取得(登録)以来、環境分析・測定・調査・評価・対策、及び水処理、廃棄物処理の業務に従事。
現在、NPO環境技術サポートJAPAN代表、自然エネルギー信州ネットSUWA会員、諏訪湖創生ビジョン推進会議構成員。
著書
『生態系に学ぶ 次世代環境技術』(2007)
『生態系に学ぶ! 廃棄物処理技術』(2011)
『生態系に学ぶ! 湖沼の浄化対策と技術』(2016)
『生態系に学ぶ! 地球温暖化対策技術』(2019)
『生態系に学ぶ! “気候変動”適応策と技術』以上、ほおずき書籍(2020)
著者の主な気候変動対策関連技術(著書「生態系に学ぶ! 地球温暖化対策技術」に概要を掲載)
【研究開発】バイオマス系廃棄物の堆肥化、固体燃料化、減量化、飼料化、バイオガス化技術、「循環空気調和型堆肥化(発酵)施設」の開発(特開2000-044372)。
【技術提案】─バイオマス利活用の加速的推進に向けて─「高温好気発酵法によるバイオマス系廃棄物の減量化・固体燃料化・堆肥化」(長野県「「水循環・資源循環のみち2010」構想」、「生活排水汚泥(バイオマス)利活用にかかる技術提案」)
【政策提言】脱原発・低炭素化社会の実現に向けた「地域分散型再生可能エネルギーシステムの構築」(「1市町村1自然エネルギー」の自助・共助・公助:スマートグリッド日本版) eco japan cup「グリーン・ニューディール準優秀提言」(2012)

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