価格
1870円(税込)
ページ数
422ページ
発行日
2015年12月24日
(2016.2.9)
ISBN
978-4-86265-543-1
歌のこころ ─歌があなたに伝えたいこと
清水富美子
- 「からたちの花」や「花」「夏の思い出」など、こころ洗われる日本の唱歌の数々。その深い叙情性がいま見直されている。本書は童謡から「君が代」に至る60曲の背景を綴る音楽随想集。よく知っている曲が秘めた意外な背景に歌のこころが紡がれる。
目次
- はじめに
【春に寄せて】 「花の街」 「春よ来い」「春の小川」「花」
【夏にうたう】 「夏の思い出」「てるてる坊主」
【秋の想い】 「ちいさい秋みつけた」「赤とんぼ」「村祭」
【冬を彩る】 「もみの木」「雪山讃歌」
【自然礼賛】 「浜辺の歌」「坊がつる讃歌」「フニクリ・フニクラ」「富士の山」「アルプス一万尺」
【記念日】 「お正月」「一月一日」「仰げば尊し」「旅立ちの日に」
【わらべうた】「かごめかごめ」 「花いちもんめ」「ずいずいずっころばし」「あんたがたどこさ」「通りゃんせ」
【子を想い、家族を想う】 「真白き冨士の根」「七つの子」「赤い靴」「しゃぼん玉」「竹田の子守唄」「五木の子守唄」「うれしいひなまつり」
【青春のほろ苦さ】 「学生時代」「遥かな友に」「卒業写真」「悲しくてやりきれない」「Yesterday once more」
【映画音楽】 「スカボロー・フェア」「マルセリーノの歌」「星に願いを」
【愛すること 恋すること】 「宵街草」「ゴンドラの唄」「野ばら」「水色のワルツ」「さくら貝の歌」「平城山」「サントワマミー」 【反戦の誓い】 「惜別の歌」「イムジン河」「長崎の鐘」「ドナ・ドナ」
【人生を語る】 「かなりや」 「からたちの花」「待ちぼうけ」「花~すべての人の心に花を~」「悲しき天使」「荒城の月」「思い出のグリーン・グラス」「千の風になって」
【国 歌】「君が代」
あとがき
著者略歴
- 清水富美子(しみず ふみこ)
愛知県立芸術大学音楽学部声楽科卒。
瀬戸中日文化センター〈こころの歌を歌う〉講座講師、Piacere音楽教室主宰。
声楽曲目はもとより、叙情歌、唱歌をピアノで弾き語る異色のシンガー。
〈ランの館〉(名古屋)アトリウムにて土日開催のウィークエンドコンサートに出演。
CD「金の月、銀の鈴ーサクラ貝の歌−」「コンソレーションーなぐさめー」など