価格
1650円(税込)
ページ数
282ページ
発行日
2016年3月7日
ISBN
978-4-86265-546-2
最後の帰郷
丸山修身
- アンチエイジングをどれほど叫んでも老いは必ずやってくる。目を背けるのではなく、むしろ丸山のまなざしに沿ってじっと見つめることで、老いを微笑みとともに迎えることができるだろう。
<文芸評論家>伊藤氏貴
- 〈収録作品〉最後の一日、我が人生の一日、ババア戦争、五十年、拾いっ子、最後の帰郷
目次
- 最後の一日 3
- 我が人生の一日 63
- ババア戦争 97
- 五十年 135
- 拾いっ子 185
- 最後の帰郷 235
- 初出誌
著者略歴
- 丸山修身(まるやま おさみ)
1947年、長野県飯山市に生まれる。
慶応義塾大学文学部仏文科卒業。
岩波映画製作所入社、企画演出部所属。
退社後、塾教師、家庭教師をつとめる。
著書『ひとり山旅の記』岳(ヌプリ)書房。
『どぶろく天井』(季刊文科コレクション)鳥影社。
1999年より劇団「シェイクスピア・カンパニー」で脚本の共同構想を担当。
第19回コスモス文学賞随筆部門受賞 2000年5月。
第23回コスモス文学賞短編小説部門受賞「廃村にて」2004年5月。
2009年12月より『文芸復興』同人。