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「ダーウィンの進化論」から解読する 血液型人生学新書
福間 進
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血液型で自分を知る
人生の安全ルートは血液型から導き出せる
いざ「血液型何型?」生活
仕事、結婚、子育ての成功の鍵を握る人生を豊かにする血液型理論がここにある!
自分を知り、相手を知ることができる血液型は心境、性格を覗ける希少なツール!
近所の子供も、自分も、あの大統領も、共通して血液型を持っているということ!
あの人のあの言動も過去のあの出来事も血液型から読み解けばすべて必然的だった! - 誰も人間どころか自分自身もわかっていない
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「ソクラテスが今生きていれば、人間どころか、自分自身さえわからないのに、わかったように書いたり、テレビで話している知識人たちにたいして、無知の知としての、「汝、自身を知れ! 」と叫び、特に、哲学者には、わたしについて書いたプラトンの書籍やアリストテレスの遺産で食べているのか、もっと広い範囲の真理を学び、人々の精神的な支えになれ、といって怒り出す気がします。」
(本文317頁より)
目次
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はじめに
第一章 血液型と性格の研究略史
1 ドイツから始まった研究
2 日本での「血液型と性格」の研究
3 能見正比古、能見俊賢から現在
第二章 進化から見た新しい血液型と性格
第一節 血液型と性格の科学性
1 血液型と性格をダーウィンの進化論から考える
2 分類は科学の初歩であり、基本である
3 血液型を性格の指標とし、性格を遺伝子群と考えてもよい
4 総合的、多面的に観察し、バイアスや思い込みをなくすようにする
5 性格は遺伝と育ちによって決まる
6 育ちでは嫡子(長男、長女)、非嫡子(次男、次女など)の違いが大きい
第二節 血液型と性格の重要性
1 誰もごく狭い範囲の専門家でしかなく、自分自身の性格さえわかっていない
2 サルのときの脳、大脳旧皮質では、他の人や自分がわかっている
3 窮地にたったとき、脳がフル回転する
4 専門家にわからないことが、何故わたしにわかるようになったか
5 新しい人間観、自分の生き方が見えてくる
6 血液型と性格は遊びではない。O型に攻撃されるB型、特に、A型非嫡子は深刻である
第三章 血液型と性格の形成
第一節 血液型と性格の形成の流れ
1 卵子と精子の繁殖戦略が性格の基礎になっている
2 原人がアフリカの草原で暮らすなかで、男女に関係なく、天敵から子供を守る子育て係と、パートナーを探す繁殖係が生まれてくる
3 霊長類(サル、類人猿、ヒト)という進化の流れのなかでも考える
4 生産社会の形成によってA型農業、O型狩猟、B型騎馬、AB型地侍の性格が顕著になる
5 生き残り戦略はA型農耕系が単婚と多産、O型狩猟は競争と自由、B型騎馬は戦いと囲い込み、AB型地侍は多婚と防衛だと考えられる
6 思想や政治では、A型は平等と安全、O型は自由と民主主義、B型は専制と安定、AB型は正義と平等である
7 宗教もまた血液型と性格によって違ってくる
第二節 血液型と性格を読み解くための留意点
1 性的、あるいは思考行動の違いから考える
2 判断の選択をトロッコ問題から考える
3 結婚など、風俗習慣を横の広がりからも考える
4 個人の性格の集まりが共同体、民族、国家に反映するので、総合的に考える
5 個性は困難なときや日常的なストレス、あるいは解放されたときに現れる
6 血液型は死生観、特に死に方でわかる
7 ヒトが極限状態になれば、今の社会的動物から真社会的動物になる可能性がある
8 書籍、特に、伝記や自伝を読めばわかる
第三節 相性と血液型
1 同じ血液型同士は分かり合える
2 相性はAB型同士がよく、次にAB型とA型がうまくいく
3 AB型はB型とO型と相性が悪くて殺されたりする
4 O型は理解できない相手、特にB型を攻撃する
5 B型は攻撃されるとルサンチマン(恨み)をもち、仕返しをしようとする
6 A型の長男とB型の次男と喧嘩することがある
第四節 思想と血液型
1 血液型による性格や行動だけでなく、思想も決まってくる
2 カントはA型、ヘーゲルはO型、マルクスはB型、エンゲルスはAB型である
3 欧米のO型狩猟系からみれば、マルクスは間違い、ヘーゲルが正しい
4 日本的な棲み分け理論
第五節 社会と血液型
1 社会の風俗、習慣、伝統も血液型性格に関係する
2 バブルもまた血液型と性格の違いによって起こる
3 日本は保守的なA型と先進的なB型のせいで、大きく振り子のようにゆれる
4 日本社会の未来もわかってくる
5 世界の未来はどうなるのか。O型狩猟系の欧米とB型騎馬系、アラブ、インド、中国との確執が発展につながるのか
第四章 血液型と性格の形成と特徴
1 A型農耕系の性格
2 O型狩猟系の性格
3 B型騎馬系の性格
4 AB型地侍系の性格
第五章 書籍や映画から読み解く血液型と性格
1 『弟』石原慎太郎
2 『相性』三浦友和
3 『女優 浅丘ルリ子 咲きつづける』浅丘ルリ子
4 『エデンの東』エリア・カザン監督
5 『日曜はだめよ』ジュールス・ダッシン監督
6 『しごとが面白くなる平賀源内』糸川英夫
7 『日本人は永遠に中国人を理解できない』孔健
8 『妻も敵なり ︱中国人の本能と情念』 岡田英弘
9 『キルギスの誘拐結婚』林典子
10 『生きながら火に焼かれて』スアド
11 『格闘する理性 ︱ヘーゲル・ニーチェ・キルケゴール』 長谷川宏
12 『ヒトはなぜ戦争をするのか? ︱アインシュタインとフロイトの往復書簡』
第六章 日本と外国の偉人・有名人の血液型と性格
千利休:A型とソクラテス:A型
平清盛:B型と李舜臣:B型
織田信長:AB型とユリウス・カエサル:AB型
豊臣秀吉:O型とナポレオン・ボナパルト:O型
志賀直哉:AB型?とE・М・フォースター:A型
小泉純一郎:A型とリチャード・ニクソン:A型
安倍晋三:B型とウラジミール・プーチン:AB型
第七章 日本人の血液型と国民性
1 古代の日本人
2 日本人の国民性
3 未来の日本人
おわりに
文献からの血液型の割合
主要参考・引用文献
著者略歴
- 福間 進(ふくま すすむ)
1942年、島根県に生まれる。
大阪市立大学理学部大学院地学科修士卒。
建設コンサルタント会社に就職。
主にインドネシア、韓国、フィリピンでのダムの地質調査、施工監理。
学生のときに民主文学運動に参加。
また中央文学会、習作の会、河の会の同人になる。
著書
『闘鶏』(日本中央文学会)
『普通の人』(近代文藝社)
『島根半島が動く』(鳥影社)
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