価格
1650円(税込)
ページ数
298ページ
発行日
2017年9月15日
ISBN
978-4-86265-621-6
夜を浚う
森 昌文
- 滴るような秘めやかな言葉たち。また火炎のように迫りくる言葉の魔術。上田秋成や泉鏡花、中島敦といった先達とは、一味も二味も違った新たな幻想文学の極致がここに示されている。脱俗孤高の著者が心魂傾けた、稀にしか見られない五篇の作品集。
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幻想文学の極致
目次
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昏睡
片割れたツクヨミ
邂逅 饒舌なる元素
序説 没落の完了
十三駅灯を巡る人へ
著者略歴
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森 昌文(もり まさふみ)
1951年、東京生まれ。
教員を依願退職後、山居生活。