価格
1650円(税込)
ページ数
254ページ
発行日
2017年9月13日
ISBN
978-4-86265-626-1
書評
北海道新聞で紹介
戦争は終わるのか —戦争論と平和論—
- ひとは、なぜ戦争をするのか。
なぜ、戦争ならばひとを殺せるのか。
この重いテーマに、真正面から取り組んだ問題作。
世界中で軍靴の臭いが漂うなか、心の闇をみつめ、闇の先に「本当の平和」の樹立を願う書。
- ひとはひとを敵と呼んで、大量に殺戮してしまう。
これを止めるための、先人たちのいい知恵は、一個も、一滴もない。
これが文明・文化のすべてに及んでいる。
戦争を繰り返す歴史を続けてきた。(本文より)
目次
-
はじめに
第一部 戦争
開戦
一 十二月八日
二 幽霊よりもお化けよりも
三 変なところに、変なものに生まれた
四 出征
五 防空演習
六 空襲
七 異邦人トーク
八 雁の巣
九 学校空襲
終・敗戦
一 八月十五日
二 学童疎開
三 焼夷弾解体
四 民主主義
五 決意
第二部 兵士の霊との対話
妙見岬
もうひとりの兵隊さんの話
異邦人トーク
月の光に
第三部 罪論・第一の罪
一 混沌
二 第一の罪と戦争
三 罪について
四 聖書との出会い
五 原罪
六 第一の罪
七 食即罪と第一の罪 戦争責任について
八 異邦人トーク
第四部 聖平和
一 平和と第一の罪
二 平和と宗教
三 グローバルとローカル文化
四 自分神・ひとり神を造る 楽園
用語の説明・わたしの造語
あとがき
付記