
価格
1540円(税込)
ページ数
164ページ
発行日
2018年2月26日
ISBN
978-4-86265-653-7
マスコミ掲載・書評
がんサバイバー・クラブで紹介

わたしのガン子ちゃん!
出木谷潤子
- 人はいつか必ず死ぬ。
それを忘れて過ごす人生は、心地よい。しかし、危うい。
死を意識して過ごす人生の、なんと力強く、美しく、そして豊かなことか。
本書は、死を意識せずに危うい人生を送っているわれわれに送られた叙事詩かもしれない。
(国立がん研究センター理事長特任補佐・中央病院放射線診断科長・IVRセンター長 荒井保明)
元世界銀行本部/人事カウンセラー中野裕弓氏も推薦!
- 元気の秘訣がここに!
今、私はしなくてもいい苦労をしながら人一倍、人生を楽しんでいる。
ガンになっても楽しむことは忘れない。
これが私の集大成。
わたしのガンコなガン子ちゃん。
仲良く生きていきましょうね。
(あとがきより)
目次
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まえがき
第一章 ある日突然
真っ赤なおしっこ
ストレスの原因
誰より先に聞いたガン告知
初めての手術
子どもたち
再発
海
第二章 セカンドオピニオン
自分のことは自分で決める
二十六年に幕をおろす
痛みとの戦い
一難去ってまた一難
第三章 新しい仕事
パンとの出会い
年が明け、二〇一一年
覚悟を決めて
情緒不安定
心を「無」にして
前を向いて歩こう
そうだ! パリへ行こう!
痛みに耐えて
第四章 親はなくても子は育つ
娘の留学先に
ヘルスフード
不安が的中
息子からのプレゼント
七転八倒
離婚
度重なる胆管炎
ガンの先輩
人生は死ぬまで修行
第五章 エンドレスガン
ついに抗がん剤?
IVR(インターベンショナル・ラジオロジー)
八回目の手術
戦いは終わらない
第六章 共存しながら
最先端治療法
ナンテコッタイ
いとこのガン
二ケタ超え
ラジオ波焼灼療法
来年の桜
同士
母の日に
十三回目の手術結果
岡山大学病院へ
大切なもの
充実の人生
付録 子供たちへ。
生きる道
話し合い
家族愛
ここで一句
大切な事
目標
お陰様
著者略歴
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出木谷潤子(できや じゅんこ)
1962年東京生まれ。
居酒屋の女将業26年、その間、子育て真っ直中に39歳で左腎臓がん破裂寸前で全摘出。8年後に膵臓転移。
店を閉店してパン講師に転職後、ほぼ毎年転移再発し現在まで計16回の手術を経験。
「始めなければ始まらない」をモットーに、ヨットやチェロなど多趣味を満喫。つねに楽しくアクティブに過ごすことで「癌になっても大丈夫!」と、病に悩む人々を励ます。
現在ABCクッキングスタジオ、パン講師。
