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価格
1650円(税込)
ページ数
244ページ
発行日
2018年10月10日
ISBN
978-4-86265-699-5
わたしのハートブレイク・ストーリーと11の殺人
—殺しちゃう。愛しているから
ミレーナ・モーザー 著/大串紀代子 訳
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華麗なる殺人と美しき失恋のなかに潜むものは何か?
誰だって、愛しているから殺したいという内奥の囁きに突き動かされることがある。自ずと生れでるユーモアと生命力溢れるミレーナ・モーザー短編集。
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ミレーナ・モーザーが描く女性たちは、真剣に、本気で愛を求め、相手に自分を差し出す。時には自分でも気づきながら、時には本能のおもむくままに。彼女たちは繊細で傷つきやすい。でも大胆で、純粋な愛のためならどんなことだっていとわない。(「訳者あとがき」)
目次
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男をみつけた
わたしの第一の殺人
洗うまでの不安
わたしの第二の殺人
日焼け
わたしの第三の殺人
突然わたしの手は彼のひざの上に
わたしの第四の殺人
下からの世界
わたしの第五の殺人
今日はミルクなし
おれが父親になった夜
わたしの第七の殺人
浮上
わたしの第八の殺人
最後のピザ
わたしの第九の殺人
第七天国
わたしの第一〇の殺人
バラの花束
わたしの第一一の殺人
訳者あとがき
エピローグ
著者略歴
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ミレーナ・モーザー(Milena Moser)
1963年スイスのチューリヒ生まれ。作家。
『だらだらヨガ』(2006年)
『本当の人生』(2013年)
『幸せはいつも別の顔』(2015年)
『青い山脈の背後』(2017年)
など著書多数。
訳者略歴
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大串紀代子(おおぐし・きよこ)
ドイツ語圏近・現代文学、文化人類学専攻。
獨協大学名誉教授。
論文
「スイスの民間習俗」(『段丘』18号、英報企画、2015年)
「カール・シュピッテラー」(『段丘』19号、英報企画、2016年)他。
著訳書
『スイスの歴史』(共訳、明石書店、2010年)
『小さな国の多様な世界』(共著、鳥影社、2017年)他。
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