心に触れるホームページをつくる

秋山典丈

• 従来の「ホームページ作成・SEO」本とは一線を画したコンテンツの書き方に焦点を当てた本。
  対象はホームページ作成者であるが、特に企業に勤める販売促進担当、ホームページ作成担当、商品企画担当に向けて書かれている。
  ホームページ作成初心者・入門者だけでなく、長年業務に携わってきた中級者、上級者にも対応しており、「ホームページを改良して」と上司に言われたときに誰でも参考になる。
  「このページを読んでよかった」と思われるようなホームページの作り方について解説する。
• 見る人の心をつかむ方法とは?
  ヒアリング方法から商品企画まで
  送り手が受け手の心でつくる! が基本
  
• ホームページ改良=商品・サービスの企画
  ホームページは他のページとの戦い。
  誰でも知っている昔話に作成のヒントが。
  否定的な単語を活用せよ!

目次

• はじめに
  この本の対象について
  この本の主題
  企業がホームページを持ち始めた頃
  引き合いが重視され始めた頃
  ホームページに力を入れ始めた頃
  ホームページ作成者に必要なこと
  
  
  基本編
  
  1. ホームページの大切さ
  SEOの重要性
  抜群のコストパフォーマンスに気づいていない人々
  
  2. 基本の作り方
  誰に向けてページを書くか
  専門用語が分からない人は来てもしょうがない?
  将来購入してくれる可能性のある人とは?
  専門用語は分かっているはずの既存のお客様
  では、どう作ればよいのか?
  ホームページに必要な情報は何か?
  営業について
  商品・サービスについて
  
  3. ページ内容はストーリーを重視
  検索する人のことを考える
  今までの問題点（背景・競合）
  独自の対策や提案（解決策の仮説）
  商品・サービスを使うメリット（優位性を示した検証結果）
  用途例（具体的なメリット）
  売り先が分からない商品をどうするか?
  ヒアリングわらしべ長者
  
  4. 商品・サービス企画者とホームページ作成者
  企画者はホームページ作成者に最適
  企画者の重要性
  
  5. ページの書き方
  一つの単語にも気を使う
  類義語をどう扱うか
  HTMLの定義に沿った書き方になっているか?
  よくあるAタグとHタグの間違った使い方
  企業ロゴのリンクの間違い
  初期状態で隠れているコンテンツ(文章)表示方法は使用しない
  どこへも行けないページは作らない
  descriptionやkeywordsに対して
  Wikipediaはお手本
  
  6. リンク構造に関して
  リンクについて
  リンク構造の重要性
  リンクの張り方
  
  7. サイト全般に関して
  サイト内検索でのサイト改良方法
  ブランド別サイト
  ブログやCMSの使用
  英語など日本語以外の言語
  SSLについて
  会員制について
  
  8. 基本編まとめ
  彼を知り己を知れば
  
  
  上級編
  
  1. ホームページの改良方法
  「ホームページを改良しなさい」と言われた時
  
  2. 二種類ある修正方法
  入口と中身
  入口の作り方
  中身の作り方
  
  3. どんな検索単語が最適か?
  考えなくても自動で分かる単語の見つけ方
  順位は低いがアクセスのある単語
  順位が低いページを充実させる方法
  ロングテールキーワード
  表示回数も分析に加える
  上位に来ているページの調査
  
  4. テーマは統一されてますか?
  分かりやすい(良い)ページとは何か
  ページ別にアクセス原因を探る必要がある
  テーマや単語が分散している場合はページを分離独立させる
  同様なテーマのページが複数ある場合はページを統合する
  テーマの抽象度を合わせる作業
  否定的な単語・テーマ
  複数の単語
  
  5. ホームページ作成に必要なこと
  何を訴えたいか分かっていますか?
  情報は様々なところから収集する日々続けること
  
  6. 引き合いですべてが始まる
  上位表示だけでは引き合いは来ない
  いかに引き合いを増やすか
  引き合いの分析の仕方
  対応したくない引き合い?
  
  7. 引き合いに対するフォロー
  何を探そうとしていたかを探る
  前もって情報を仕入れてから電話
  コミュニケーション履歴の記入
  
  8. 商品企画への活かし方
  
  9. ブランディングについて
  
  10. コンサルティングという仕事
  餅は餅屋
  
  11. 上級編まとめ
  戦わずして人の兵を屈する
  見込み客の獲得から売り上げるまで
  
  
  まとめ
  
  1. 日々行うこと
  テーマに沿ったページになっているかの調査
  上位表示でアクセスの多いキーワードの近くの順位のページ調査
  新たな単語の発掘
  
  おわりに