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価格
1540円(税込)
ページ数
140ページ
発行日
2018年12月3日
ISBN
978-4-86265-719-0

中国東北地方三〇〇〇キロ紀行 —旧満州慰霊の旅
土屋十圀
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張鼓峰事件!旧ソ連赤軍との戦いから80年、日中平和友好条約から46年、初めて踏み入れた辺境の地。
北朝鮮・旧満州・ロシアの国境は北朝鮮のミサイル打ち上げの緊張が続く中、豆満江の三角地帯を行く。旧満鉄沿線と広大な松花江平原に今も眠る肉親への祈りの旅。今、真の日中友好と平和はどうすれば実現できるのか考える慰霊の旅でもある。
目次
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第一章 緊張下の旅立ち
第二章 恵みの大地を駆ける ―瀋陽から吉林省
第三章 大地平線を見た ―吉林省から延吉
第四章 旧満州辺境の国境地帯を行く ―延吉から図們・琿春・帳鼓峯へ
第五章 張鼓峯事件と伯父の戦死
第六章 白兵戦 ―張鼓峰事件記念館の資料集から
第七章 一九四五年八月十五日からの戦争 ―彎曲する川・牡丹江
第八章 「岸壁の母」の舞台、穆棱市 ―そしてジャムス(佳木斯)へ
第九章 極東アジア異色の松花江を行く ―佳木斯から通河を経て哈爾濱
第十章 合同追悼式と瀋陽を歩く
参考文献一覧
あとがき
著者略歴
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土屋十圀(つちや みつくに)
フォークライター
1946年 長野県生まれ
中央大学大学院修士課程修了、東京都庁勤務
公立大学法人・前橋工科大学名誉教授、工学博士(東工大)、
土木学会フェロー会員
中央大学大学院兼任講師・芝浦工大非常勤講師他を歴任
著書:(共著含む)
『中仙道追分茶屋物語』(かもがわ出版)
『激化する水災害から学ぶ』(鹿島出版会)
『環境水理学』(土木学会)
『都市の中に生きた水辺を』(信山社)
『親水工学試論』(日本建築学会・信山社サイテック)
『全世界の河川辞典』(丸善出版)他
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