五島列島沖合に海没処分された潜水艦24艦の全貌

浦 環
（一社）ラ・プロンジェ深海工学会

• 日本船舶海洋工学会「日本船舶海洋工学会賞（著書・調査）」を受賞
• 
  実物から受けるオーラは、記念碑から受けるオーラとは違う。実物を見よう！
  サイドスキャンソナー、遠隔操縦の無人潜水機調査により、
  五島列島沖合の海底に眠る旧日本海軍の潜水艦24艦の全貌が今、明らかになる。
• それぞれの潜水艦を特定し、その現在の姿を明らかにすることにより、
  潜水艦の記念碑といたしたいと考えるに至りました。
  広島の原爆ドームのように、実物は見る者に大いなる刺激を与えます。
  潜水艦を考える上で、潜水艦からの直接的な刺激は重要であると思います。
  （「1. はじめに　1.2 私たちの調査の目的」より）

目次

• １．はじめに
  　１．１　生き残った潜水艦
  　１．２　私たちの調査の目的
  　１．３　調査のスタート
  　１．４　調査の許可
  
  ２．調査の歴史と履歴
  　２．１　Discovery Channelの調査
  　２．２　日本テレビの調査
  　２．３　サイドスキャンソナー調査
  　２．４　ROV調査
  　２．５　報告会
  
  ３．艦の特定
  　３．１　大型艦（潜特、乙型、丙型）
  　３．２　海大型
  　３．３　丁型
  　３．４　中型
  　３．５　潜高小
  　３．６　潜輸小
  　３．７　特定結果
  　３．８　ROV調査の困難点
  
  ４．おわりに
  
  　資料１　海没処分された潜水艦
  　資料２　海没処分された潜水艦に関する米軍資料
  　資料３　公開されている海没処分映像
  　資料４　米軍のビデオ画像の中で特定に役立つ重要な画像
  　資料５　財務省への調査申請書（その１）
  　資料６　財務省への調査申請書（その２）
  　資料７　主要艦の航跡