価格
1980円(税込)
ページ数
262ページ
発行日
2019年3月16日
ISBN
978-4-86265-733-6
季刊文科セレクション(2)
季刊文科編集部
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それぞれの作家の人生が作品の向こう側から見えてくる気がして、姿勢をただして読んだ。身勝手な技巧に走らず、自分の書きたいものを書くという感情がストレートに届いてきて、読み手のこちらも久しぶりにいい経験をさせていただいた。(作家・佐藤洋二郎)
目次
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凪の海 西田宣子
ドアが開いて 荻 悦子
桔 梗 各務麗至
霹靂神 寺本親平
鶴舞い 波佐間義之
鏡の中 花島真樹子
昭和者がたり、ですネン(二) 土井荘平
解 説 佐藤洋二郎
著者略歴
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西田 宣子(にしだ・のぶこ)
一九四五年生まれ。福岡県太宰府市在住。
「季刊午前」同人。
著書
『チョウチンアンコウの宿命』(梓書院)
『おっぱい山』(梓書院)
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荻 悦子(おぎ・えつこ)
一九四八年、和歌山県生まれ。神奈川県在住。
日本現代詩人会会員、日本詩人クラブ会員、横浜詩人会理事。
二〇一七年、第十三回日本詩歌句随筆評論大賞奨励賞受賞。
著書
『樫の火』(思潮社 二〇一六年)など、詩集六冊
短編集『インディアン・ライラック』(ダニエル社 二〇〇五年)
「珠と刃」(季刊文科七〇号 二〇一六年)
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各務麗至(かがみ・れいじ)
一九四八年六月二十四日、観音寺市生まれ。香川県在住。
一九六六年創刊第三次詭激時代「戞戞」編集発行。
日本文藝家協会会員。
著書
『ぼろおん』(鳥影社)
句集『風に献ず』(詭激時代社)など。
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寺本 親平(てらもと・しんぺい)
昭和十八年四月四日金沢生まれ。
著書
『短か夜』
『フェイド・アウト』など。
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波佐間義之(はざま・よしゆき)
昭和十七年六月生まれ。
「九州文学」編集発行人。
著書
『貌のない街の碑』
『鈍色の訴状』など。
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花島真樹子(はなしま・まきこ)
昭和八年東京生。
季刊「遠近」同人。
著書
『忘れられた部屋』(二〇一七年 鳥影社)
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土井 荘平(どい・そうへい)
昭和四年、大阪生まれ。現 神奈川県在住。
「青い春、そして今晩秋」で第二回鶴「シニア文学大賞」受賞。
元 「煉瓦」同人、現 「文学街」同人。
著書
『青い春、そして今晩秋』
『関西弁物語・上方ばなし』など。
(初出 季刊文科七十三号)