価格
1650円(税込)
ページ数
202ページ
発行日
2019年8月5日
ISBN
978-4-86265-756-5
白鷺と鴉
熊たけし
- 悲劇の代官・橋本祐三郎の生涯
美濃・岩村藩に飢饉に苦しむ農民たちを救う一人の代官がいた。
彼は幕府をあざむき、農民たちへ施しを行ったことから悲しき運命
をたどる……。しかし、代官を慕う農民たちがその一矢を報い、
後世まで英雄として語り継がれる存在となった。
- よみがえる歴史の秘話
目次
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序
挿絵(版画)について
主な登場人物
一、岩村藩
二、幕府の家畜
三、養蚕と藩の改革
四、この世の毒
五、人の価値
六、噂の根拠
七、冬のともしび
八、罪人の叫び
九、牢獄の使命
十、千代の子守唄
十一、千代の夕焼け
十二、立札に立ちすくむ女
十三、竹矢来の群衆
十四、白と黒の刑場
十五、糞坊主を許すな
十六、畜生の本性は臆病
十七、逸道という正義
あとがき(随想)
あの世界的麻酔の研究者 華岡青洲の書簡
本家系図
年表
著者略歴
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熊 たけし(くま・たけし)
本名 熊谷武敏
長野県木曽谷生まれ。恵那市東野在住。
子供の頃より歌作りが夢で小学校6年生で「勝利の女神」作詩、作曲。
昭和32年、鉄工所へ就職。職工をしながら、三橋美智也、春日八郎、
美空ひばりなどの楽曲にあこがれ常に物書きに没頭する。
1974年、作曲家・和田香苗先生との出会いがありコロンビアより「郷愁」を出版。
歌手・木村まさと、歌手・日下部正八共版。
北島音楽出版より「北の旅路」歌手・小金沢昇司、出版。
1984年、作曲家・桜田誠一先生との出会いの中、「木曽路の鴉」歌手・二葉百合子、
「わがまま」歌手・三沢あけみ、出版。
キングレコードより「おいでなれ」歌手・三橋美智也、出版。
1988年、「恋絆」レコード大賞新人賞にノミネート、歌手・森山未佳子。
現在に至るまで、約150曲の作詞(一部作曲)を手掛ける。
日本著作権協会会員、日本作詞家協会会員。
著書:『演歌づくりの道すがら 路傍のひとり言』(鳥影社)