価格
1650円(税込)
ページ数
288ページ
発行日
2019年9月26日
ISBN
978-4-86265-771-8
マスコミ掲載・書評
中国新聞で紹介
ストラスブールは霧の中
葉山弥世
- 一途な愛の物語
- 人は一途な愛に燃えているとき最も美しく輝くのかもしれない。葉山さんの小説を読むといつもそんなことを教えられ、考えさせられるが、この一冊にも純粋な愛に生きた男女の美しくも哀しい物語が集められている。それらを語る作者達意の文章は超上等なワインの味を思わせる。
(文芸評論家 勝又 浩)
目次
-
ストラスブールは霧の中
二〇一六年、夏の日々
潮風の吹く街にて
墓参の日に
そして、シェルターで暮らす
あとがき
初出一覧
著者略歴
-
葉山 弥世(はやま みよ)
1941年 台湾花蓮市生まれ
1964年 広島大学文学部史学科卒業
1964年より2年間、福山暁の星女子高校勤務
1967年より広島女学院中・高等学校勤務
1985年 中国新聞主催「第17回新人登壇」入賞
1986年 北日本新聞主催「第20回北日本文学賞」選奨入賞
1996年 作品「遥かなるサザンクロス」が中央公論社主宰、
平成8年度女流新人賞の候補作となる。
2000年 広島女学院中・高等学校退職
「広島文藝派」同人(広島県廿日市市)
著 書:
『赴任地の夏』(1991年)『愛するに時あり』(1994年)
『追想のジュベル・ムーサ』(1997年)『風を捕える』(1999年)
『春の嵐』(2001年)『幾たびの春』(2003年)
『パープルカラーの夜明け』(2006年)『城塞の島にて』(2009年)
『たそがれの虹』(2011年)『夢のあした』(2013年)
『かりそめの日々』(2015年)〈以上、近代文藝社刊〉
『花笑み』(2017年)
『ストラスブールは霧の中』(2019年)〈以上、鳥影社刊〉