
価格
1540円(税込)
ページ数
264ページ
発行日
2020年2月10日
ISBN
978-4-86265-794-7

川へ
斎藤よし子
- 『死と生』を文学と共に
-
旅と文学は斎藤さんにとって変身のツールだ。主婦の日常から脱して、いろんな「私」になりかわる。そして斎藤さんの想像力は、人々の屈折や襞にそっと届く。解はない。誰もが人生の途上だからだ。(上野千鶴子)
目次
-
小説篇
春になれば
北の空
きまぐれ天使(シカゴ)
川へ
ゆらめき
ジェニファーと妹のエイミー
同行ふたり
時に佇む
ピエロの涙
戯曲 三人の母
エッセイ篇
わたしのターニングポイント
提灯屋のおタカさん
ワタシ流海外ひとり旅
ブラブラ・カー
あの頃のプノンペン
著者略歴
-
斎藤 よし子
1942(昭和17)年東京生まれ。
東京都立目黒高校卒。
「婦人文芸」同人。