価格
1100円(税込)
ページ数
136ページ
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発売日
2021年3月22日
ISBN
978-4-86265-878-4
ドクトル大二郎 感謝を込めてありがとう
肥田大二郎
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本書を医師、患者さん、ポンピエ(救急救命士さん)、スタッフに捧げます。(肥田大二郎)
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何だか七十の齢を過ぎると回顧ぽくなるのか、やたらと昔のことがしのばれるのです。何と良き人たちに恵まれていたのか……まあ、実際は難しい局面もあったのですが、でも今考えるとみんなが私を育ててくれたような気がしてなりません。ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。〈本書「おわりに(—感謝の言葉—)より〉
目次
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はじめに
弘前大学北溟寮3階
解剖学 (山内下宿)
国家試験 (弘前大学)
聖隷浜松病院(泌尿器科)
若い男性 妊娠反応陽性
透析療法メッカの信楽園病院
村上クリニック 初代院長
聖隷浜松病院 (内科)
ひだ内科・泌尿器科 開業、吉澤医師 小児科
ひとり夜間救急
ひだ内科営業部長 肥田一郎 往診
ひだ内科 開業してから5年間の症例(ひとり診療)
社会保険三島病院 柴田稔外科部長
「ひだ」から「はぁとふる」に!
「准看護師」制度は良い
10年以上前に作った院内ポスター
菅野医院と診療所交換
救急の日は素晴らしい ポンピエ(消防士)さんたちに感謝
医師人生の先輩
記憶に残る患者さん
優れたスタッフ
エーテル麻酔の話
一番重症な患者はもしかしたら自分だった
江渡先生からの手紙
硬膜下血腫
医師制度と教育
無給医、おかしい!
医療制度少し変えて
生活保護
スタッフのバイト歴
仕事と遊びの事
おわりに
伊豆新聞への意見広告
著者略歴
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肥田 大二郎(ひだ だいじろう)医師
1949年(昭和24年)伊東市湯川に生まれる。
県立沼津東高等学校卒業、3年間浪人生活の後に
国立弘前大学医学部に入学。医学部卒業後、
弘前大学病院泌尿器科、聖隷浜松病院内科をへて、
1988年(昭和63年)に伊東市川奈に「ひだ内科・泌尿器科」を開院。
2005年(平成17年)に伊豆高原にふたつ目の診療所を開院し、
同時に「はぁとふる内科・泌尿器科」に改称し、現在に至る。
現在、理事長として後進の指導に当たると共に、あらゆる機会をとらえ、
若い人への啓蒙のために新聞で呼びかけたり、奨学金制度を設けて勉学を支援している。
著書
『遅れてくる青年に捧げる』(平成24年)
『ドクトル大二郎三浪記』(鳥影社、平成30年)