価格
1650円(税込)
ページ数
354ページ
発行日
2021年7月21日
ISBN
978-4-86265-898-2
マスコミ掲載・書評
北日本新聞で紹介
有沢橋
神通明美
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神通明美著『あきつ流るる……』も好評発売中
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文芸思潮最優秀賞、とやま文学賞受賞作を収録した作品集
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大地と自然との共感
突然夫を亡くした主婦の劇的な変化を軸に、そこからの復活を、神通川の流れと一つの橋の風景に重ねて、鮮やかに描いている。……受け入れ耐え忍ぶことのうちに生まれてくる真の人間の輝きだろう。
(文芸評論家・五十嵐勉氏 推薦)
目次
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「有沢橋」第1回文芸思潮最優秀賞受賞作
「ペアウオッチ」
「蛍」
「秋黴雨」第17回とやま文学賞受賞作
「朝が怖い」
「家を出る」
「お札の糸巻き」
「花束」
初出一覧
あとがき
著者略歴
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神通明美(じんづう あけみ)
1941年富山市に生まれる
1961年から2002 年まで裁判所に勤務
1999年「秋黴雨」でとやま文学賞を受賞
2008年「雪解靄」で銀華文学賞奨励賞を受賞
2011年「引渡し」で銀華文学賞奨励賞を受賞
2012年「蕎麦の華」で銀華文学賞優秀賞を受賞
2013年「赤い眼」で銀華文学賞優秀賞を受賞
2016年「有沢橋」で文芸思潮最優秀賞を受賞
短編小説集『雪解靄』(アジア文化社)、『有沢橋』(鳥影社)
『かいむ』『青嵐』(富山市)『讃岐文学』などの同人誌に作品を発表し、
現在、文芸誌『ペン』(富山市)同人