
 
		   価格
		   1650円(税込) 
           ページ数
           226ページ 
				発行日
				2023年2月1日 
				ISBN
				978-4-86265-996-5 
		   書評・マスコミ掲載
             長野日報で紹介 
			 
 
		   
       
     
   
    
	         
	           静かな夏
		       松永 譲
		  
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戦前から戦後を生きた父と、戦後70~80年代に青春時代を生きた主人公。介護の現実の中でその関係を見つめ直した表題作と、「エヴァモア」「息子たちへの手紙」を合わせた本書は、著者渾身の三部作であり、同時代を生きる者たちへの応援歌とも言えるだろう。
			  
 
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「わたしは父を通じて、わたしが生まれる以前の社会、その空気を知っている。それは明らかな痕跡として、わたしには感じられる。…(中略)…そしてそれは、異なった時代と社会に育ったわたしに、微妙な感覚のズレ、違和感を感じさせる」─本文より
				  
 
			   
			 
		
         
			 著者略歴
			 
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松永 譲(まつなが ゆずる)
1958年長野県諏訪市生まれ。
1983年茨城大学卒。同年諏訪市役所入庁。
2019年同市役所退職。
1999年『天平の精神Ⅰ』にて長野文学賞評論部門賞。