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価格
1100円(税込)
ページ数
197ページ
発行日
2006年4月25日
ISBN
978-4-88629-995-6
季刊文科34
目次
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鼎談 古川一枝(父・尾崎一雄)×中村一枝(父・尾崎士郎)×大河内昭爾
ふたりの一枝と二人の作家
創作
「黒手夢譚」河林 満/「聖俗島」夫馬基彦/「浅茅が宿」吉住侑子
回想の一作
バスタオル 福島次郎
遺稿 トントン 文・絵 福島次郎
福島次郎という空白 村田喜代子
熊本は二人の作家を喪った─「あなたは溝口、私は田中絹代」と言った 井上智重
初々しさの持続(「文學界」平成八年五月号同人雑誌評より) 松本道介
詩 きみがくる日 稲葉真弓
新シリーズ ふるほん月下屋上帖(一) 梶井基次郎小説全集 林哲夫
私の同人雑誌時代 玄 月
仕事の周辺 百字か二百字の歩み 高橋英夫
詞華抄九 口語と文語─明治末ごろの話 岡井 隆
文芸誌編集覚え書き四─1963年後半 寺田 博
物語のトポス 妙心寺と長福寺 松本 徹
視点 “にわとこ”のモノローグ 松本道介
戦後文学とアメリカ⑩ 滞日日記の半世紀 勝又 浩
文科
「愛人」中山日女子/「『源氏物語』のソフィスティケーション」平山祐弘
「法臘は三十三の……─寂聴さんとともに」黒田杏子/「冬のオノマトペ」菊池幸見
「女が読む女が書く」尾川裕子
砦
大河内昭爾・勝又浩・松本道介・松本徹
今号の執筆者
編集後記
編集委員
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秋山駿
昭和5年生 早大仏文卒 日本文芸家協会常務理事
平成25年10月2日 逝去
著書「内部の人間」「信長」「批評の透き間」ほか
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大河内昭爾
昭和3年生 早大国文卒 日本文芸家協会理事 文芸評論家
平成25年8月15日逝去
著書「現代の抒情」「文壇人國記(東日本・西日本)」ほか
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勝又浩
文芸評論家。昭和十三年横浜市生。
著書『山椒魚の忍耐─井伏鱒二の文学』『私小説千年史』など。
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松本徹
作家・文芸評論家。昭和八年札幌市生。
著書『西行 わが心の行方』『三島由紀夫の時代─芸術家11人との交錯』など。
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松本道介
昭和10年生 東大卒 中大名誉教授 独文学者 文芸評論家
著書「視点」「反学問のすすめ」「極楽鳥の愁い」 ほか
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吉村昭
昭和2年生 学習院大中退 作家 芸術院会員
平成18年7月31日 逝去
著書「戦艦武蔵」「生麦事件」ほか
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