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価格
1100円(税込)
ページ数
187ページ
発行日
2007年1月1日
ISBN
978-4-86265-056-6
季刊文科36
目次
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特集 追悼・吉村昭
対談 津村節子×大河内昭爾
ストイックな作家の死─吉村昭の流儀─
弔辞 大河内昭爾
「吉村昭さんの見事な自然死」加賀乙彦/「文学の思いで」荒川洋治
「吉村昭の文学覚見」鷺 只雄/「吉村昭さんのちょっと強めの一歩」桐原良光
「吉村さんの声」校條 剛/「吉村昭さんのこと」小山鉄郎
「斜めの視線」佐藤睦子/「三つの岐路」大村彦次郎
東京大空襲の体験─吉村昭氏と旧友澤野孝二氏の対談─
夜の道 吉村昭
「夢幻能オセロ」平川祐弘/「植民島」夫馬基彦/「渦」納冨泰子
文科
「白夜の旅」鷹羽狩行/「文学館をよろしく」安西篤子
「山口瞳と向田邦子」豊田健次/「俳都のなかで書く」図子英雄
「三島由紀夫の杉村春子宛て書簡」中丸美繪 /「不思議な発酵食品」小泉武夫
小説の書き出し 「蛍の河」について 伊藤桂一
仕事の周辺 江藤淳さんのこと─新刊『迪子とその夫』をめぐって 飯田章
文芸誌編集覚え書き六─1965年前半 寺田博
詞華抄十一 谷川俊太郎の「五行」について 岡井隆
ふるほん月下屋上帖(二)ヌーヴォ・プチ・ラルース・イリュストレとクラウン仏和辞典 林哲夫
視点 大いなる誤訳 松本道介
物語のトポス 観応の擾乱 松本徹
戦後文学とアメリカ⑫ 沖縄 勝又浩
砦
勝又浩・松本徹・松本道介・大河内昭爾
今号の執筆者
編集後記
編集委員
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秋山駿
昭和5年生 早大仏文卒 日本文芸家協会常務理事
平成25年10月2日 逝去
著書「内部の人間」「信長」「批評の透き間」ほか
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大河内昭爾
昭和3年生 早大国文卒 日本文芸家協会理事 文芸評論家
平成25年8月15日逝去
著書「現代の抒情」「文壇人國記(東日本・西日本)」ほか
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勝又浩
文芸評論家。昭和十三年横浜市生。
著書『山椒魚の忍耐─井伏鱒二の文学』『私小説千年史』など。
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津村節子
昭和3年生 学習院女子短大卒 日本文芸家協会理事 日本文芸家協会理事 作家
著書「玩具」(芥川賞)「智恵子飛ぶ」(芸術選奨文部大臣賞)ほか
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松本徹
作家・文芸評論家。昭和八年札幌市生。
著書『西行 わが心の行方』『三島由紀夫の時代─芸術家11人との交錯』など。
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松本道介
昭和10年生 東大卒 中大名誉教授 独文学者 文芸評論家
著書「視点」「反学問のすすめ」「極楽鳥の愁い」 ほか
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