価格
1760円(税込)
ページ数
272ページ
発行日
2013年7月13日
ISBN
978-4-86265-408-3
牙のない虎 日本
デクラン・ヘイズ
座本勝之 訳
- 日本への警鐘
極東における中国、韓国、北朝鮮の外交戦略を読み解き、逡巡する日本の今後の選択に重要な示唆を与える書。
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東アジアと日本外交
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今日の政治的な変化はすさまじい。……新しい世論が次から次へと打ち立てられ、長期的な目標や優先度の高かった課題が、おのずと見直される時代になった。
中国や日本を含む世界の国々が、将来にわたる真の友好国を模索するのではなく、不朽の利益だけを優先する背景がそこにはある。(本文より)
目次
- 『牙のない虎 日本』──二〇一三年
序 言
第一章 アジア─戦争の見通し
第二章 喉元への匕首─朝鮮半島
第三章 一つの中国と台湾
第四章 中国対日本
第五章 牙のない虎─日本
第六章 日本の防衛産業
第七章 日本の国内事情
第八章 将来に向けて
訳者あとがき
著者略歴
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デクラン・ヘイズ
アイルランド出身。ダブリン大学トリニティ・カレッジで文学修士、
オーストラリア、トローブ大学でPh.D.(博士号)取得。日本在住歴
10年に及び上智大学国際教養学部教授として財政学、金融学を教えた。
東アジア分析の専門家。現在英国サウサンプトン大学で教鞭をとる。
座本勝之(ざもと かつゆき)
1944年東京生。
防衛大学校卒、航空会社勤務を経て翻訳家。
著書『伝記ペリー提督の日本開国』(双葉社)など。