価格
1760円(税込)
ページ数
320ページ
発行日
2013年6月15日
ISBN
978-4-86265-410-6
原爆許すまじ
横田ミサホ
- 広島での原爆体験を忘れることなく生きつづける著者が、日々の暮らしのなかで感じる戦争や平和について書き綴った静かで深い思い。
目次
- 原爆許すまじ?私たちの広島行動
差別と酷使の中で崩壊した性?軍慰安婦
裁かれなかった戦争犯罪?七三一部隊展を見て
父の尊厳死
私が生まれた街「韓国木浦市」を訪ねて?民族を超えた人間愛に感動の五日間
楽しかった海の家の思い出
屋根の上の未亡人
烏の恐るべき行動
斎藤茂吉の「鴨山考」を追って
「原爆許すまじ」雑感
あとがき
著者略歴
- 横田ミサホ(よこた・みさほ)
1928年 韓国木浦市生れ。
1935年 島根県大田市に引きあげる。
1944年 島根県立大田高女四年で、学徒動員により呉海軍工廠へ。敗戦により動員解除。帰郷途中広島市入市被爆。大田高女専攻科卒業。
1946年 ガールスカウト島根第一団団長。
1950年 結婚後、婦人運動(主婦連合会)。
母親たちの「読書会」主催。大作府被団協淀川支部役員。大阪文学学校、京都文学学校を経て文学活動。たった1人の反戦反核運動に情熱を注ぎ、現在に至る。