価格
1760円(税込)
ページ数
510ページ
発行日
2015年6月12日
ISBN
978-4-86265-435-9
千年の夢 戦国・江戸(宝暦)編
青木典子
- 戦国の世に郡上の平和を祈り、この地に文化の華を咲かせた武将の物語〈第三話〉。
江戸時代の郡上一揆(宝暦騒動)は、非暴力主義を貫きながら領主を倒したという、史上特筆すべき農民一揆だった〈第四話〉。
- 郡上から世界へ 人間主義の光彩放つ人々
本書では、一話ごとに、登場人物の中から郡上出身の英雄を紹介します。そのほとんどが男性で、多くが武士ですが、彼らには不思議な共通点があります。問題解決にあたって、武力によらず平和的な手段を用いたこと、そして極限状態に追いこまれても決して自殺しなかったことです。(本文より)
目次
- 第三話 八幡の杜に平和の調〔戦国時代〕 5
・大和町牧の周辺 地図
・東家 略系図 8
プロローグ
王国─戦国時代への時の扉 9
一、三日坂 41
二、赤い花 93
三、一人静 159
❖郡上から世界へ 人間主義の光彩放つ人々 ③ 208
- 第四話 マハトマ(大いなる魂)の誓〔江戸(宝暦)時代〕 211
・金森藩郡上領一二三カ村 地図 213
・宝暦騒動 資料 214
プロローグ
青い 彗星─江戸(宝暦)時代への扉 217
一、容花 247
二、寒露 321
三、木枯らし 397
❖郡上から世界へ 人間主義の光彩放つ人々 ④ 509
著者略歴
- 青木典子(あおき のりこ)
岐阜県岐阜市生まれ。
岐阜大学教育学部社会学科で哲学を専攻。
卒業後、土岐市に小学校教諭として赴任する。
平成8年、郡上市(当時は郡上郡)へ夫とともに転勤。
現在は土岐市内の小学校に勤務。
著書
『千年の夢 鎌倉・室町編』(鳥影社)