HOME>18世紀以降近江農村における死亡動向および暮らし・病気・対処法
価格
3080円(税込)
ページ数
366ページ
発行日
2015年1月15日
ISBN
978-4-86265-450-2
18世紀以降近江農村における死亡動向および暮らし・病気・対処法
—過去帳分析、村落社会調査による—
大柴弘子
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調査資料・論文集(調査地:滋賀県野洲市三上・妙光寺・北桜・南桜)
目次
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序
調査地地図
はじめに
付記(過去帳記載もれと訂正)
第Ⅰ章 近世後期近江農村の生活構造と月別出生数
『公衆衛生』第47巻 第12号 1983年12月
第Ⅱ章 19世紀以降近江農村の母性健康障害
『公衆衛生』第49巻 第7号 1985年7月
第Ⅲ章 18世紀以降の近江農村にみる死亡の動向
『民族衛生』第54巻 第1号 1988年1月
第Ⅳ章 Child bearing and maternal mortality:
A case study of a Japanese village, 1700-1960
『一橋コンファレンス 経済発展と人口変化:国際比較』
セッションⅢ:人口学的行動における特徴―イングランドと日本
歴史人口学研究会共催 於:一橋大学経済研究所 1991年12月1日~3日
第Ⅴ章 過去帳死亡者の母集団人口と社会背景
―18世紀以降近江三上地域における社会調査から―
『人口学研究』第24号 1999年6月
第Ⅵ章 過去帳にみる三上地区の死亡動向(1696?1975)
―夏期ピーク消失および死亡数減少の時期と地理的環境―
2013年6月
第Ⅶ章 過去帳に見る近江三上地域の死亡動向および
死亡構造・死因の考察(1696?1975)
2013年6月
第Ⅷ章 現代医学以前の近江農村社会における病気と対処法
―医療・人類学の視点から―
2013年6月
第Ⅸ章 衛生統計からみた近江野洲郡三上地域
―死亡、出産、出生、死産、乳児死亡―
2014年6月
第Ⅹ章 資料
2013年6月
Ⅰ.過去帳分析一覧表
Ⅱ.調査ノート、写真、その他
結び
おわりに
著者略歴
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大柴弘子(おおしば ひろこ)
1941年生まれる。
1962年日本国有鉄道中央鉄道病院看護婦養成所、1966年埼玉県立女子公衆衛生専門学院、1977年武蔵大学人文学部社会学科、各卒。1994‐2002年東京都立大学大学院修士課程卒、同大学院博士課程単位取得退学(社会人類学専攻)。
職歴:大宮鉄道病院、佐久総合病院健康管理部および日本農村医学研究所、南相木村、信州大学医療技術短期大学部(看護学)、神奈川県社会保険協会健康相談室、昭和大学保健医療学部兼任講師(医療人類学)、各勤務。社会保険横浜中央看護専門学校、東京女子医科大学看護短期大学、厚生省看護研修研究センター等非常勤講師。
現在、湘南治療文化研究所主幹(保健師、医学博士)。
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