価格
3080円(税込)
ページ数
410ページ
発行日
2014年6月4日
ISBN
978-4-86265-456-4
加治時次郎の生涯とその時代
大牟田太朗
- セーフティネットのない時代、窮民済生に命を賭けた男の評伝。
活動の最盛期には「加治」ではなく、「加藤時次郎」または「ドクトル加藤」の名を残している……なぜ?
本格的人物論ここに成る。
目次
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序 章 香春岳のふもと
第一章 生まれ育った風土
第二章 医学への道
第三章 ドイツ留学
第四章 細民済生の志
第五章 主義者群像と明治の悼鐘
第六章 実費診療所開設
第七章 生活共同体への夢
第八章 社会政策実行団の活動
第九章 第二維新の提唱 ── 大正デモクラシーの中で
エピローグ
あとがき
主な参考文献
人名索引
著者略歴
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大牟田 太朗(おおむた たろう)
昭和15年2月8日出生。ルーツは香川県。
昭和39年早大卒業後、出版社勤務を経て、編集プロダクションの編集者となる。
平成11年、祖田浩一(作家)氏主宰の「人物研究」誌(年2回発行)第3号から参加する。
平成17年祖田氏病没後「人物研究」誌を引き継ぎ、17号より今日にいたる。