
価格
1980円(税込)
ページ数
364ページ
発行日
2014年11月19日
ISBN
978-4-86265-476-2

シングルトン
エリック・クライネンバーグ
白川貴子 訳
- 世界中で、一人で暮らす「シングルトン」が増えている。このセンセーショナルな現実をいま、検証する!
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【シングルトン】=一人暮らしの人。
「シングルトン」の数は全世界で急上昇しており?10年間で33%も高くなり、全米では成人の半数以上が独身で、日本でも全世帯の3割を占めるという調査報告も。この一人で暮らすという人間社会における孤立的現象が、経済に及ぼす影響や世界史的転換期を示すものなのかを考察する。これは、欧米の有力紙で絶賛された全世界注目のレポートである。
目次
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はじめに
一章 独身者
二章 ひとりで暮らす力
三章 離婚
四章 自分を守る
五章 二人でも独り
六章 独りで老いる
七章 単身生活の再設計
結論
補遺
原注
文献目録
謝辞
著者略歴
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エリック・クライネンバーグ(Eric Klinenberg)
ニューヨーク大学社会学部教授。同大学学報誌「パブリック・カルチャー」編集長兼務。シカゴの独居高齢者の孤独死を調査した『Heat Wave: A Social Autopsy of Disaster in Chicago』(2003)は、複数の学術賞を受賞し、『シカゴトリビューン』紙の推薦図書となる。『ザ・ニューヨーカー』誌、CNN、NPR放送で調査研究内容が紹介され、『ニューヨーク・タイムズ・マガジン』、『ローリング・ストーン』誌、ラジオ番組『ディス・アメリカン・ライフ』にも取りあげられた。
訳者略歴
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白川 貴子(しらかわ たかこ)
翻訳家(英語とスペイン語)。国際基督教大学卒業。獨協大学外国語学部講師。
主な訳書:
エベン・アレグサンダー『プルーフ・オブ・ヘヴン』
フェルテン『忠誠心、このやっかいな美徳』
ワイター『アニマル・ヒーリング』
ダイナ・チャヴィアノ『ハバナ奇譚』
ナバロ『聖骸布血盟』他。