価格
1980円(税込)
ページ数
352ページ
発行日
2014年11月19日
ISBN
978-4-86265-480-9
頼朝と運慶 —誅殺の果てに—
西木 暉
- 義経をはじめ多くの犠牲者の上に鎌倉幕府を築いた頼朝と、同時代の天才仏師運慶の交流を、運慶研究では謎とされる空白期に設定してドラマチックに描いた歴史小説。
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十年前に一般公開された真如苑像が、間違いなく建久四年の運慶作となれば、足利義兼が頼朝からどのようにして「地位や命」の危険を乗り越え、運慶に真如苑像を造らせることができたのかを解き明かす必要があるだろう。
それがこの小説のサブ・テーマである。
目次
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第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
源氏と熱田家の系図
参考書目
あとがき
著者略歴
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西木 暉(さいき てる)
昭和29(1954)年、千葉県館山市に生まれる。
中学校社会科教員を経て、文筆業に入る。
著書
『仏師成朝と運慶』
『運慶と快慶』
『八条院暲子と運慶』
『〈改訂版〉館山の記』(以上、鳥影社刊)