
価格
1650円(税込)
ページ数
222ページ
発行日
2019年4月6日
ISBN
978-4-86265-715-2
マスコミ掲載・書評
長野日報で紹介

四王湖岸
市川一雄
- 市川一雄著『岡谷製糸王国記』も好評発売中
- 諏訪湖をめぐる物語
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自然との稀有な親和、一体感、それがこの語り手の生の原点なのだ。
そういう意味では、『四王湖岸』は他と違って、まさしく私小説なのだ。彼は湖への人間たちの仕打ちを嘆き、憤っているが、それは自身を産み、育てた聖なる母を傷つける者への怒りに他ならない。(文芸評論家・勝又 浩)
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タイトルの「四王」とは諏訪湖周辺の一つの町、つまり地名である。町の人、市の人以外はあまり知られていない地名だが、それをはばからず押し出しているところにも、この語り手のいかにも諏訪湖の「申し子」ぶりがみえて私は納得したのである。(本書「跋」より)
目次
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ある歌びと
かがやく酸素のかたまり
水色のバス
四王湖岸
とうもろこし畠の家
榧の木平
跋 市川一雄さんの小説(勝又 浩)
著者略歴
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市川一雄(いちかわ かずお)
昭和10年(1935) 下諏訪町生。県立諏訪清陵高等学校卒。
作家・編集者。地域紙「湖国新聞」編集長を経て、編集工房「草原社」「あざみ書房」を設立し、
今井久雄著『村の歳時記』全四巻、小松茂勝著『諏訪湖の恵み』など地方文献を出版。
著書に『岡谷製糸王国記』(鳥影社)、『と川子別れ』(鳥影社、刊行予定)、『と川石人譚』(草風社)、
評伝『すわ人物風土記』(信州風樹文庫ふうじゅの会)、
ノンフィクション『すわ湖の町の平成元年』(あざみ書房)、
嶋崎昭典らとの共著『諏訪大紀行』(一草舎)、
宮坂光昭らとの共著『諏訪大社の御柱と年中行事』(郷土出版社)、
宮坂五郎との共著『戦争が消した〝諏訪震度6〟』(信濃毎日新聞社)など。
諏訪こぶしの会(新田次郎顕彰会)会長、ふるさとの製糸を考える会副会長を勤めた。
諏訪市文化財専門審議委員、下諏訪町文化財専門委員。
文芸誌『窓』編集発行人。