
価格
1980円(税込)
ページ数
326ページ
発行日
2025年8月27日
ISBN
978-4-86265-972-9
紙の碑
芳ヶ野玲子
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鹿児島の築百年の家に独り住む九十七歳の自称「山姥」 。
厠の大きな窓からは四季の花々が、風呂場では月が友である。時に上京もして、開業間もないスカイツリーにも登ってみる。そんな生活からの観察、考察、交遊記である。
読者は笑ったり羨んだりしながら、理想的な人生の秘密を、秘訣を、知ることになるだろう。〈文芸評論家 勝又浩〉
題字・装画 榎木孝明
著者略歴
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芳ヶ野玲子(ほうがの れいこ)
1927年鹿児島県生まれのエッセイスト。
同人誌『まくた』にて40年に及ぶ執筆活動を行う(300号達成後終刊)。
また、「南日本新聞」およびその他数々の雑誌にて連載経験をもつ。
2022年鳥影社にて小説『花が消えた日』出版。