
価格
3080円(税込)
発行日
2009年6月17日
ISBN
978-4-86265-190-7
改訂 古田織部とその周辺
- 古田織部の生涯と茶人たち
美濃のやきもの黄瀬戸・志野・織部・天目などは、すべて安土桃山時代から江戸初期のあいだに栄えた茶の湯、すなわち古田織部が千利休のあとを継ぐ前後から、その死にいたる僅か30年という短い期間に創設された。
目次
- まえがき
第一章 古田織部の生涯
一、古田左介(織部)の生誕から仕官まで(一五四四~六〇)
二、織田信長に仕える古田左介(織部)(一五六〇~八二)
三、豊臣秀吉と古田織部正(一五八二~九八)
四、徳川家康と古田織部助(一五九八~一六一五)
五、「長谷木」と古田織部
第二章 古田織部をめぐる人びと
一、中川瀬兵衛・清秀
二、藪内剣仲・紹智
三、千利休
四、小堀遠州
五、本阿弥光悦
六、上田宗箇
七、安楽庵策伝
八、細川幽斎(藤孝)、三斎(忠興)
九、南禅寺・長老、文英清韓
あとがき