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価格
1760円(税込)
ページ数
216ページ
発行日
2019年2月4日
ISBN
978-4-86265-728-2

乗っ取られた箱舟 アララト山をめぐるドラマ
森 和朗
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古代からアルメニアの聖なる山であったアララト山
トルコの領土にされてジェノサイドを嘆くこともできない
国家なき民族の悲劇を描く
目次
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はじめに 「嘆きの山」アララトとの対面
第一部 闇に漂う箱舟
第一章 メソポタミアの箱舟
第二章 ノアの箱舟の登場
第三章 キリスト教会としての箱舟
第四章 全能の神はなぜ悔いるのか
第二部 ゴルゴタへの道
第五章 オスマン帝国の中のアルメニア人
第六章 青年トルコ人による恐怖政治
第七章 絶滅への大行進
第八章 なぜジェノサイドの標的にされたか
偶感─結びに代えて
註
著者略歴
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森 和朗(もり かずろう)
昭和12(1937)年、名古屋生まれ。
名古屋大学経済学部卒。
NHKで報道番組などを担当。国際局チーフ・ディレクター、日本大学芸術学部文芸学科講師などを経て、現在フリー。
著書としては、
『たそがれのキッチュ日本』(かや書房)
『マルクスと悪霊』(勁草書房)
『ドストエフスキー 闇からの啓示』(中央公論社)
『虚仮の島』(近代文芸社)
『仮象の迷界 』(D文学研究会)
『吸金鬼ドルキュラの断末魔』(本の風景社)、
『神と科学と無』
『自我と仮象第I部』
『自我と仮象第II部』
『自我と仮象第III部』
『自由の破局』
『甦る自由の思想家 鈴木正三』
『黄金を食う神』
『漱石の黙示録』
『東西を繫ぐ白い道』
(以上、鳥影社)
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