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呉越春秋 戦場の花影 藤生純一 中国古代の四大美人の一人たる西施、彼女を発掘、教育して呉国の宮廷に送り込んだ越の功臣范蠡—波乱に満ちた二人の愛と運命を描いた壮大なロマンである。桁外れに巨大な叡智と奸智、善と悪とが渦巻く中国古代の人間模様を深く高く、縦横自在に語りつくしている。(文芸評論家・勝又浩) |
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価格 |
著者略歴 | |
3080円(税込) |
藤生 純一(ふじお じゅんいち) 1954年東京都生まれ。 早稲田大学・法政大学卒業。 作品に『琴』(銀華文学賞奨励賞)・『暗殺者』など。 |
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発刊日 |
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2017年12月13日 |
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ISBN |
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978-4-86265-643-8
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チェリーヒルの夜明け 椎名羽津実 文章を書く主人公の若き日の回想から物語は始まる。女子大の文学サークルを率いるリーダーとの確執、奇妙な三角関係、手ひどい復讐……。人の心の脆さと強さ、醜さと優しさをあぶり出す、鮮烈な作品。 |
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価格 |
著者略歴 | |
1540円(税込) |
椎名 羽津実(しいな はつみ) 女子大英文学科在学中から小説を書き始める。 結婚後シナリオ塾に入学し、シナリオを書き始める。 夫の仕事を手伝う傍ら、ブログで本やドラマのレビューを発信している。 宮城県在住。 主な作品:〈薔薇の眠り〉〈サークル〉〈走れソーラーカー〉 |
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発刊日 |
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2017年12月1日 |
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ISBN |
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978-4-86265-640-7
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緑の国の沙耶 塚越淑行
〈小島信夫文学賞佳作〉 |
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価格 |
著者略歴 | |
1650円(税込) |
塚越 淑行(つかこし よしゆき) 栃木県足利市生まれ。 慶應義塾大学卒業。 |
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発刊日 |
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2017年11月25日 |
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ISBN |
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978-4-86265-629-2
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花笑み 葉山弥世 いつも〝大人の物語〟で読者を魅了する作者だが、「花笑み」は、両親の離婚以来会うことのなかった息子と母、そういう不幸な人生の上に咲いた奇跡のような物語だ。こんなに手放しでいい気持になった読書体験は最近では珍しい。この仕合せな気持ちこそ文学のありがたさだと改めて思った。(文芸評論家・勝又 浩) |
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価格 |
著者略歴 | |
1650円(税込) |
葉山 弥世(はやま みよ) 1941年 台湾花蓮市生まれ 1964年 広島大学文学部史学科卒業 1964年より2年間、福山暁の星女子高校勤務 1967年より広島女学院中・高等学校勤務 1985年 中国新聞主催「第17回新人登壇」入賞 1986年 北日本新聞主催「第20回北日本文学賞」選奨入賞 1996年 作品「遥かなるサザンクロス」が中央公論社主宰、平成8年度女流新人賞の候補作となる。 2000年 広島女学院中・高等学校退職 「水流」同人(広島市)、「広島文藝派」同人(広島県廿日市市)、「かいむ」同人(広島市) 著書:『赴任地の夏』(1991年)『愛するに時あり』(1994年)『追想のジュベル・ムーサ』(1997年)『風を捕える』(1999年)『春の嵐』(2001年)『幾たびの春』(2003年)『パープルカラーの夜明け』(2006年)『城塞の島にて』(2009年)『たそがれの虹』(2011年)『夢のあした』(2013年)『かりそめの日々』(2015年)〈以上、近代文藝社刊〉『花笑み』(2017年、鳥影社刊) |
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発刊日 |
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2017年11月25日 |
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ISBN |
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978-4-86265-638-4
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海原を越えて 国府正昭
かつて三重・桑名の赤須賀から船出し、紀伊半島南の海沿いの集落に米や生活物資を販売した赤須賀船の歴史を掘り起こした物語である。…(中略)…淡い悲恋にまぶして、鉄道や陸上輸送以前に日本を支えていた海上交易の実態がつぶさに再現されている。 |
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価格 |
著者略歴 | |
1527円(税込) |
国府 正昭(こくぶ まさあき) 1956年 三重県生まれ 早稲田大学教育学部卒業 元高校教員 桑名市在住 文芸同人誌『海』同人 平成12年度三重県文学新人賞受賞 短編小説集『夜も流れる川』(2004年 近代文芸社) 作品集『間瀬昇と一見幸次』(2017年 葦工房) |
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発刊日 |
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2017年11月9日 |
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ISBN |
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978-4-86265-635-3
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季刊文科セレクション 季刊文科編集部 編著 ここには八人の作家の八作品が収録できたが、いずれもわれわれ同人雑誌読みには長いあいだ親しく見てきたベテランたちで、新しい試みのシリーズとしてはまことに力強いスタートになった。(文芸評論家・勝又 浩) |
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価格 |
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1980円(税込) |
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発刊日 |
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2017年10月11日 |
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ISBN |
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978-4-86265-642-1
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80年代の郷愁 R大学物語 バブルの華盛りし御時
懐かしさいっぱいのあの時代 |
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価格 |
著者略歴 | |
1320円(税込) |
栗山 幸雄(くりやま ゆきお) 1968年4月11日生まれ 1987年 神奈川県立横須賀高校卒業 1992年 立教大学社会学部卒業 塾講師やホームページ作家として活躍し、現在に至る |
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発刊日 |
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2017年10月10日 |
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ISBN |
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978-4-86265-637-7
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夜を浚う 森 昌文 滴るような秘めやかな言葉たち。また火炎のように迫りくる言葉の魔術。上田秋成や泉鏡花、中島敦といった先達とは、一味も二味も違った新たな幻想文学の極致がここに示されている。脱俗孤高の著者が心魂傾けた、稀にしか見られない五篇の作品集。 |
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価格 |
著者略歴 | |
1650円(税込) |
森 昌文(もり まさふみ) 1951年、東京生まれ。 教員を依願退職後、山居生活。 |
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発刊日 |
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2017年9月15日 |
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ISBN |
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978-4-86265-626-1
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パンドラ
名生健人
埴谷雄高を髣髴とさせつつも明澄な語りで思索の井戸を掘る。ソクラテスと弟子を思わせる二人によって繰り広げられる「饗宴」と、モノローグの「ニューヨークからの手紙」。二編を収める『パンドラ』の扉を開いたときに中から残るのは、やはり希望だ。 |
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価格 |
著者略歴 | |
1870円(税込) |
名生 健人(めお けんと) 1993年3月3日宮城県仙台市生まれ 2011年3月 宮城県仙台第三高等学校卒業 2015年3月 慶應義塾大学経済学部卒業 |
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発刊日 |
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2017年8月21日 |
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ISBN |
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978-4-86265-628-5
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インク・スタンド その後
小諸悦夫 強制疎開で母親の実家がある地方の町に移り、時代は旧制中学から新制中学にかわる。一身に家族を支える母に交際を知られ泣く泣く別れた彼女との三十年後の邂逅、苦しい時代を支え続けた思い出の品を通して戦後の昭和を描く表題作はじめ、全四作。 |
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価格 |
著者略歴 | |
1430円(税込) |
小諸悦夫(こもろ えつお) 1932年東京都生まれ。法政大学第二文学部英文科卒業。 出版社で主に少年雑誌、少女雑誌の編集に従事。 著書に、『フレッド教授メモリー』(早稲田出版)、『ミミの遁走』『落日の残像』『民宿かじか荘物語』『酒場の天使』『ピアノと深夜放送』『遙かなる昭和』『栄華の果て』 『墓参めぐり』(以上、鳥影社)がある。 |
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発刊日 |
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2017年7月18日 |
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ISBN |
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978-4-86265-627-8
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いわし雲
永野秀夫 ある地方都市で起こった事件を題材に、簡潔にして清楚な描写から人間存在の哀歓をさぐる表題作、伝統ある〈学習院輔仁会雑誌賞〉入選作をはじめ、心にしみる最新の小説を収める。 |
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価格 |
著者略歴 | |
1650円(税込) |
永野秀夫(ながの ひでお) 昭和31(1956)年2月、 東京都豊島区に生まれる。 昭和53(1978)年3月、獨協大学経済学部卒業。 同年4月、学校法人学習院に事務職員として採用される。 平成29(2017)年3月、退職。 平成11(1999)年、「不昧公の小箱」が第29回学習院輔仁会雑誌賞準入選作として同誌に掲載され、以後創作を志す。 著 書『不昧公の小箱』(平成13年)、『ふたつの光』(平成16年)、『冬木立』(平成22年)〈いずれも私家版〉 |
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発刊日 |
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2017年6月30日 |
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ISBN |
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978-4-86265-618-6
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真夏に降る雪
門倉 暁 読み終えた時、周囲が一変して見えるほどの圧倒的な力を持つ |
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価格 |
著者略歴 | |
1650円(税込) |
門倉 暁(かどくら さとる) 昭和30(1955)年、神奈川県生まれ。千葉県在住。 京都大学卒。工学博士。 受賞歴:新美南吉童話賞佳作(平成8年)、仏教童話銀賞(平成9年)、キリスト教童話賞佳作(平成10年)、浦安文学賞佳作(平成12年)、恐竜児童文学入選(平成17年)、 はやしたかし童話大賞優秀作(平成21年)、北区内田康夫ミステリー文学賞特別賞(平成23年)、千葉児童文学賞(平成23年)、北区内田康夫ミステリー文学賞特別賞(平成26年)、千葉文学賞(平成26年)他 著書:『学校の不思議な事件簿』(偕成社、共著)、『さくらとじんべえ1〜3』(本の森)、『フトンの国』(本の森)、『不思議クラブ』(本の森) |
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発刊日 |
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2017年6月13日 |
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ISBN |
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978-4-86265-610-0
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地蔵千年、花百年
柴田 翔
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価格 |
著者略歴 | |
1980円(税込) |
柴田翔(しばた しょう) 作家、ドイツ文学研究者。 1935(昭和10)年1月東京生まれ。 武蔵高校から東京大学へ進学、工学部から転じて独文科卒。 1960(昭和35)年東京大学大学院独文科修士修了、同大文学部助手。 1961(昭和36)年「親和力研究」で日本ゲーテ協会ゲーテ賞。翌年より2年間、西ドイツ・フランクフルト大に留学。 1964(昭和39)年『されど われらが日々─』で第51回芥川賞。東大助手を辞し、西ベルリンなどに滞在。帰国後、都立大講師、助教授を経て 1969(昭和44)年4月、東京大学文学部助教授、のち教授。文学部長を務める。 1994(平成6)年3月退官、名誉教授。4月、共立女子大学文芸学部教授、 2004(平成16)年3月退職。 小説に『われら戦友たち』『贈る言葉』『立ち盡す明日』『鳥の影』『中国人の恋人』等。 翻訳書としてゲーテ『ファウスト』『親和力』『若きヴェルテルの悩み』また『カフカ・セレクションⅡ(運動/拘束)』。 研究書には『詩に映るゲーテの生涯・復刻版』(鳥影社・近刊)など。 |
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発刊日 |
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2017年3月27日 |
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ISBN |
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978-4-86265-606-3
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<季刊文科コレクション> 忘れられた部屋 花島真樹子 それぞれの主人公は名前も境遇も違うのに、にもかかわらず一つながりの物語として読めるのだ。思うに、著者はフィクションは書くけれど、その根底においては私小説作家にも通じた文学的人生派だから、なのだろうと私は理解した。(文芸評論家 勝又 浩) |
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価格 |
著者略歴 | |
1650円(税込) |
花島 真樹子(はなしま まきこ) 1933年東京生まれ 季刊「遠近」同人 |
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発刊日 |
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2017年3月7日 |
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ISBN |
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978-4-86265-605-6 |
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星のない夜
鈴木今日子 太平洋に面した地方都市で県の弁護士会会長をつとめる父が預かった娘が、しだいに母や姉妹たちに波紋をなげかける〈善意の過ちの深さ〉を問う表題作ほか、社会的マイノリティを通底するテーマに、人間存在の根源を問う。 |
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価格 |
著者略歴 | |
1650円(税込) |
鈴木今日子(すずき きょうこ) 1933年三重県津市生れ。 青山学院女子短大英文科卒。 「詩と散文」元同人、「郡獣」同人。 著書:『鏡の世界へ行ったケンちゃん』(永田書房)、『水に流れる詩』(光陽出版社) |
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発刊日 |
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2017年2月15日 |
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ISBN |
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978-4-86265-600-1
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本州沈没
坂戸 昇 これは現実に起こるかも知れない。 |
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価格 |
著者略歴 | |
880円(税込) |
坂戸 昇(さかと のぼる) 1953年7月18日兵庫県生まれ。 1976年日本大学経済学部卒業。東京在住。 |
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発刊日 |
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2017年1月27日 |
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ISBN |
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978-4-86265-585-1
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ダークサイド・オブ・ザ・ムーン
マルティン・ズーター 世界を熱狂させたピンク・フロイドの魂がここに甦る |
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価格 |
著者略歴 | |
1870円(税込) |
マルティン・ズーター(Martin Suter) 1948年チューリッヒ生まれ。 小説家、コラムニスト、脚本家。 Small World(1997年)でチューリッヒ州名誉賞、 Ein perfekter Freund(2002年)でドイツ・ミステリ大賞2位、 Der Teufel von Mailand(2006年)でフリードヒリ・グラウザー賞をそれぞれ受賞。 本作品は2015年にモーリッツ・ブライプトロイ主演で映画化された。 相田かずき(あいだ かずき) 1974年生まれ。奈良県出身。 他の訳書に 『消せない記憶』(ハインツ・ゾボタ著)、『山羊の角』(クリストフ・メッケル著 鳥影社)がある。 短歌結社「新アララギ」所属。 協力者 ヨアヒム・クンツ(Joachim Kuntz) |
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発刊日 |
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2016年12月23日 |
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ISBN |
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978-4-86265-584-4
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片山郷子 第六作品集 〝目覚めよ〟と呼ぶ声が聞こえる 片山郷子 著者は1種1級の視覚障害者です。音声入りパソコンを使って、耳を立てて書きました。 |
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価格 |
著者略歴 | |
1320円(税込) |
片山郷子(かたやま きょうこ) 1937年 東京都新宿区生まれ 60歳代半ば 緑内障 網膜色素変性症を発症 受賞:エッセイ「柿の木」にて第2回小諸藤村文学賞最優秀賞受賞(1995年) 小説「ガーデナーの家族」にて第6回やまなし文学賞佳作受賞(1997年/ペンネーム 清津郷子) 著書:詩集『妥協の産物』 小説集『愛執』、第二作品集『ガーデナーの家族』、第三作品集『水面の底』 第四作品集『もやい舟』、第五作品集『花の川』 エッセイ集『流れる日々の中のわたし」 |
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発刊日 |
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2016年12月17日 |
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ISBN |
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978-4-86265-586-8
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<季刊文科コレクション> 渓流のヴィーナス 高畠 寛 還暦を迎えなお残る「人生の伏流」としての男性のさがを、軽妙な筆さばきで昇華させた表題作はじめ、日本人の本質をえぐる「評論金子光晴〈おっとせい〉を読む」を収録。 |
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価格 |
著者略歴 | |
1650円(税込) |
高畠 寛(たかばたけ ひろし) 1937年大阪生れ。國学院大学日本文学部卒。 著書:長編『夏の名残りの薔薇』(関西書院刊) :評論『いま文学の森へ』(大阪文学学校・葦書房刊) :小説集『初期作品集』(同上) 、『蒼空との契約』(同上) 、『春嵐』(同上) 、『しなやかな闇』(同上) 、『紅い蛍』(ブイツーソリューション)、『コンドルは飛んで行く』(大阪文学学校・葦書房)、『神神の黄昏』(鳥影社)、『漱石「満韓ところどころ」を読む』(鳥影社) 現在、大阪文学学校講師、社団法人大阪文学協会理事。 |
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発刊日 |
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2016年11月7日 |
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ISBN |
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978-4-86265-591-2
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<季刊文科コレクション> 家族の肖像 高橋光子 一枚の写真から「家族たちの姿が生き生きと動き始める」ばかりではない、それぞれの「声さえ聞こえる」とは、やはり今はそれらを失ったという思いの強さに比例することなのであろう。こういうところに、この一編を貫いた太いモチーフが見えていると言ってよいであろう。 |
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価格 |
著者略歴 | |
1650円(税込) |
高橋 光子(たかはし みつこ) 愛媛県に生れる。県立川之江高等女学校卒業。「蝶の季節」で文學界新人賞、「高畠華宵とその兄」で潮賞ノンフィクション部門優秀賞。芥川賞候補二回。 著書に「遺る罪は在らじと」「ハムスターになった男」「『雪女』伝説」「私を支えた母の一言」「おだやかな死」「海のつぶやき」など。他に上条由紀のペンネームで少女小説多数。 |
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発刊日 |
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2016年9月28日 |
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ISBN |
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978-4-86265-578-3 |
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